20.junta side ページ20
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重「俺が会いに行った時、Aちゃんも、あの時の淳太と同じ表情しててん、」
せやから、伝えたら、淳太もっと苦しむかなって。
連絡先伝えても、連絡できずにいて
日に日に落ち込んでく淳太が想像できてもうて。
せやから、このタイミングになった。
淳「しげ、色々とごめんな、ありがとう。」
重「ええねん、」
淳「ほんで、Aちゃん、どこ行けば会えるん？」
重「あ、、、」
淳「は？」
重「聞き忘れた〜〜〜〜」
淳「なにしとんねんお前はー！！！」
まぁええわ。
明日はお昼すぎからオフやから、
終わったら銀座の売店いって、聞いてみよう。
淳「しげ、今大阪やっけ？」
重「せやねん、」
淳「いつ帰る？」
重「明後日かな〜」
待ってられん。明後日なんて、
明日、絶対探してみせる。
淳「しげ、ほんまありがとな？」
しげは、俺の重症っぷりを気にしてくれてたんやな。
ほんとに、Aちゃんと会えなくなって、半年ほど、ずるずる引きづってた。
流石にメンバーも気づいて、話したんやけど。
神「あ！おせんべいのおねえさんってそういうことか〜」
と、怒ったりせず、むしろ、
ゆっくりでええから、俺らもサポートする
って言ってくれて、それに甘えてた。
そして1年が経つ頃にはもう、諦めかけてた。
でも完璧に忘れきれなくて、何度か寝れない夜はあった。
ね？結構重症でしょ？
淳「これはチャンスや。もう二度と会えないなんてごめんやで。」
俺は腹をくくった。
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翌日。
朝から撮影だった俺は、正直気が気じゃなかった。
まだ、完璧に会えるって決まってもないのにそわそわしてた。
そんな俺を見た神ちゃんと流星は、
流「淳太、今日どうしてん？ずっとソワソワしてん？」
神「俺も思ってた。なに？風邪？」
淳「ちゃうよ！全然元気！ほら！」
神「明らかにおかしい。」
神ちゃんと流星に突っ込まれるが、まだ言う訳には行かない。
お仕事はお仕事、プライベートと分けよう。
気を入れ直して撮影に向かった。
そしてちょっと押したが16時には終了した。
急ぎ足で銀座の某ショッピングセンターへ向かった。
店舗には店長さんらしき人が1人でいた。
よし、いけ、中間淳太！(31)
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作者名：まり | 作成日時：2018年10月25日 22時
