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登場人物
*佐藤A
高卒で地元を出て大都会で、お煎餅専門店に社員として就職した。
24歳だか、やりたいことを見つけて人生を満喫してやろうと企んでいるが一方にやりたいことが出でこない。
そして結婚する気がなく、恋愛はおろそか。
*中間淳太
某アイドル(笑)31歳になりましたね:) (雑)
*重岡大毅
某アイドル(笑) ※淳太くんの友情出演です。
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あるショッピングセンターの地下、食品販売店に務めてる私。
その日もいつもと変わらぬ客足で忙しくもなく割とのんびりとした時間を早く終わらないかな、と思っていた。
その時、
「すみません、このお煎餅ください。」
いらっしゃいませも言う暇さえ与えてくれない、
黒のキャップでマスクしていかにも芸能人です！
という雰囲気をかもし出してる1人の男性がいらっしゃった。
『はい！ありがとうございます！
こちら40個入りでございますね！』
チラッとこちらを見たお客様。
「あ、」
気づいてしまった。
店長が愛してやまない某アイドルの中間淳太くんではないですか！
でもここで声掛けて閉まっていいのだろうか、、
いや、黙ってるのもな、、、！！
淳「あの、おねえさん？」
「、、、！はい？、あ！すみません！失礼致しました！！」
手を動かしながら考えてたはずが、直立不動で淳太くんを見つめてたらしい、、、。
やってしまった、、。
淳「もしかしてやけど、ジャス民ちゃん？」
ん？ジャス民ちゃん？？あ、ジャスミン茶か！
「あ、ジャスミン茶ですか？この辺りだと、、セブンイレブンとかしか、、たぶん、、笑笑」
めっちゃ笑いを堪えてるのがマスク越しでも伝わってくる。
淳「ちゃうやん(笑)めっちゃボケるやん！ありがとうな？」
「あ、はいーー。」
よく分からず返事をしてしまった。
淳「そのおせんべい、差し入れで持ってくねん。」
「そうしましたらお包み致します！」
淳「ありがとう、ほんで、なんぼになる？」
あ、忘れてた。
「、、、お待たせ致しました、5,460円でございます。」
淳「ほんなら、これで。」
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「お待たせ致しましたお客様、お品ものでございます。また、お待ちしております。」
淳「おーきに、おねえさん面白いんやね、
またくるわ〜ほなね。」
頭をさげてお見送りした。
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作者名：まり | 作成日時：2018年10月25日 22時
