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あ「・・・心がないってどういう意味？」
雅「・・・司さんが、帰国したのが、先生が結婚した翌年だよ。」
それが発端だよ。
まさか、兄貴が帰ってくるなんて思ってもなかったのは、きっと、ここにいる全員だった。
あ「どうなったの？」
雅「良い言い方をすれば、また2人は惹かれ合った。」
和「そう言う事ね。」
潤「簡潔に言うと、不倫関係な。」
あ「いや、わかるけど。だったら、離婚すれば良かったんじゃないの？」
それが出来たら苦労しねーよ。
兄貴はさ、向こうで、脳医学と精神医学の両方の分野で博士号を取ったんだ。
あ「でも、それってまーくんも同じでしょ？」
雅「司さんと俺の違いはその速さだよ。」
雅紀は、5年掛かったのを兄貴は4年だった。
雅「5年でも飛び級扱いなんだけどね・・・」
翔「いや、俺は医学は専門外だけど、聞いてて雅紀も十分すげーよ。」
智「俺は取ってねーよ。脳医学まで手出そうとは思わん。」
雅「脳医学面白いのに。」
潤「俺も脳医学勉強してーんだよなぁ。」
和「その算段は整ってるんでしょ？」
智「関係各所に手回すの大変だったんだぞ！」
翔「あなた、一緒に頭下げただけね。ほとんど俺が交渉した。」
潤「だから、助かったよ。マジで。」
潤がやりたい事を出来る様に。
それが、潤に取っての回復の近道になる。
あ「で、続き。」
あぁ。
まぁ、それが、旦那にバレたんだ・・・
正直、旦那から見ると面白くねーんだよ。
兄貴は将来自分の地位を脅かしかねない存在だからな。
それもあって、要は妬みからだよ・・・
沙由里に、手を上げる様になった。
初めは、沙由里も訴えてた。
だけどよ、周りの連中は信じねーの。
『あんなに優しい先生が、手を上げるなんてするはずがないでしょう。』
『俺の知り合いの中でも優秀な精神科医だ。それが人を殴るなんて。もう少しマシな嘘を吐いたらどうなんだ？』
家族からそんな事言われて。
離婚を切り出しても、
『何を言ってるんだ！馬鹿な事は辞めなさい！！』
なんて言われてよ。
いつか、自分は殺される。
ずっとその恐怖の中にいたんだ。
きっと、見えない所で少しずつ少しずつ、
沙由里の精神は崩壊してたんだろうな・・・
そんな時だった。
血だらけでフラフラの状態で、
俺ん家に来たんだ・・・
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菜菜(プロフ) - Moaさん» コメントありがとうございます。複雑ですよねーwすみません。時間が取れれば続きを出したい所なのですが、、、気長にお待ち頂けると幸いに思います。 (2020年3月31日 16時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
Moa(プロフ) - はじめまして。コメント失礼致します。読ませて頂きました。色んなことが起きすぎて頭ちょっとパニックなってますが…笑。この続きが読みたくてしょーがないです笑。 (2020年3月31日 12時) (レス) id: 7a55a80524 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - 蒼さん» 蒼さんありがとうございます。お話を噛み砕く・・・確かに。それ必要w←描いてるw いえいえ。こちらこそ気を使って頂いてすみません。だけど、本当に嬉しいです。ありがとうございます。そしてこれからも、応援よろしくお願い致します。 (2019年3月30日 4時) (レス) id: baa24cd569 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - わーーごめんなさい。いつも、読んでお話を噛み砕いて…ってしてる間にお星様もコメントも忘れてしまってました（ ; ; ）お話は少し複雑だけど、みんな抱えてる思いは同じですよね。皆早く元気になって〜！！って実は応援してます（笑） (2019年3月29日 22時) (レス) id: 0c5e279223 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - sa2さん» コメントありがとうございます。相も変わらず複雑な話です。ですがsa2さんの言う通り、辛いけれど周りにいる人物の優しさが溢れるお話にしたいとの思いが伝わってるのが嬉しいです。今後も頑張ってお話を描き続けますので、よろしくお願い致します。 (2019年3月29日 5時) (レス) id: baa24cd569 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2019年3月18日 12時
