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・
―ピンポーン
インターホンの音がする・・・
お兄ちゃんだったら鍵持ってるはずなのに。
眠くて仕方ないけど、誰かもわからなくて、何とか体を起こして無理やり立ち上がる。
フラフラする体で、何とかモニターの所まで行くと、
あ「はい。」
雅「俺〜。」
え？なんで？
取り敢えず、またフラフラしながら玄関まで行き鍵を開ける。
すると、外側から、ガチャっと扉が開いた。
と同時に、やっぱり体は限界で。
そのまま、目の前にいるまーくんに倒れこんだ。
雅「は？え？」
あ「・・・眠い」
来るなら来るって言ってよ。
とか思うけど、それを声に出すのもキツイ。
まーくんは私を受け止めると、
雅「ごめんね。きついよね。」
背中に腕を回して、トントンしてくれる。
まーくんの首筋から香る匂いに安心する。
雅「ちょっと、これだと動けないから、少しだけ立てる？」
耳元でする声に頷くと、そのまま私の体から一旦離れて、
今度は、私を抱き抱えた。
あ「ごめ・・・」
雅「Aは軽いから余裕。」
所謂、お姫様抱っこ。
普通だったら、恥ずかしくて、無理だけど、
今の私には立って歩く事が辛い。
そのまま、寝室へ入ってベッドの上に丁寧に私を寝かせると、
体が離れる。
それが、寂しくて、子供みたいに
あ「ヤダ、」
そのまま、離れそうな腕を掴んでた。
怖かった。
温もりが離れてしまう事が怖くて。
不安で。
眠くて辛いのに、温もりが欲しくて。
雅「A？大丈夫。ね？」
さっきは耳元で聞こえてた声が、
少し離れただけで、寂しくて。
あ「ここにいて。」
もう、1人にしないでよ。
身代わりだってなんだって良いから。
私を1人にしないで・・・
・
side MASAKI
ギュッと握りしめられてる腕は離れてくれようとはしなくて。
玄関開けた瞬間に倒れこんでくるんだもん。
こっちだってビックリするでしょ！
だけど、いつもは文句言うAが大人しくて。
ギュッと俺の事掴んでて。
離そうとしない。
荷物、玄関に置きっぱなしだし。
アイス、早く冷凍庫入れなきゃ溶けるのに。
まだ、意識が夢と現実を交互に行き来してるのがわかる。
雅「A？」
あ「ん・・・」
雅「急いで戻るからさ。少しだけ離して？」
すると、無意識なのか、更にギュッと握ってる手に力が入って、
あ「ヤダ。1人、いや」
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菜菜(プロフ) - ちーさん» お読み頂きありがとうございます。パート�彊聞澆魯侫薀粟瀋蠅砲覆蠅泙后�私の作品一覧からお入り下さい。またパート3までの公開になっており 今後の更新は未定となります。ご了承ください。 (2020年9月29日 17時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - smrtyさん» 長くなった為ボードにて返信しております。コメントありがとうございました (2020年9月29日 17時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - はじめまして。LIFEとこちらと読ませて頂きました。なんだか切なくてもどかしくて、とても続きが気になります。あるのでしたら教えて頂きたいです。いつも楽しく読ませて頂いてます。ありがとうございます。 (2020年9月29日 14時) (レス) id: 0f4ab6faba (このIDを非表示/違反報告)
smrty(プロフ) - はじめまして。菜菜さんの作品が一番好きでなんども読み返しています！LIFE好きすぎます。そしてこちらに出会いましたが�供↓靴呂覆い里任靴腓Δ�？�犬魯僖浩瀋蠅任垢�解除予定はありますでしょうか？とても毎作品楽しみにしています。 (2019年10月26日 16時) (レス) id: 83ea391cec (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - ともさん» 簡単な事を敢えて難しく考えてしまうのが大人ですが、、、ともさん、今回鋭いwww仕組みがバレやしないかと冷や冷やですwww (2019年2月24日 1時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2019年2月7日 23時
