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それで、Aが考えたのが、連弾だった。
あ「ニノ、大丈夫かなぁ？」
雅「大丈夫じゃない？」
一応、美月にも楽譜を渡してるみたいだし。
アレでそこそこ弾けるから大丈夫なんじゃないの？
あ「でも、最近、ニノがピアノ弾いてるの見てないって美月も言ってたし。まだ、撮影だって残ってるんでしょ？色々心配しちゃう。」
って・・・
俺より、ニノのスケジュール詳しいよね？
マネージャーなれるんじゃないの？
あ「まー君も弾いてみる？」
雅「え？」
なんで、そうなる？
あ「だって、一応子供の頃習ってたんでしょ？」
雅「3ヶ月だけね。」
あ「実家にピアノまであるのにね〜。」
子供の頃、習った時に、母さんが気合入れてアップライトのピアノを買ってくれたんだけど・・・
その先生が、結婚しちゃって、教室がなくなっちゃったんだよね・・・
今では姪っ子が弾くようになった。
あ「まー君、指も長いし、手も大きいから、続けてたら本当にピアニストとかなれたかもよ？」
なんて言われると、満更でもなく、嬉しい。
雅「猫踏んじゃったなら弾ける！」
あ「日向も同じ事、最初に言ってた。」
俺と日向を比べないでよ・・・
でもさ・・・
雅「俺でも弾ける曲ってあるの？」
ピアノの鍵盤を1つ押してみた。
ポーンと絃が弾ける様な音が鳴る。
あ「あるよ。ピアノはね、今まー君がこの鍵盤を押して音が出たでしょ？指さえ動くなら、この鍵盤を押すだけで音が奏でられるの。」
なんて言うけど、それは、やっぱりピアノの先生として弾いてるからで。
押せば音がなっても、他の指がスラスラと動くかと言われたらそうじゃない。
雅「なんかさ。今は慣れたけど。考えたら、指、動かなかったんだよね？」
15年前、必死でリハビリしてた。
それを見て来た。
あ「そうだね〜。まー君のお陰だよね。」
ピアノの前で、こんな風にニッコリ笑ってくれる日が来るなんて、思ってもなかった。
そっと、左手を握ってみる。
すると、ギュッと握り返してくれる。
なんだか、そんな事してるのが、照れくさくて。
くすぐったくて。
雅「お腹空いた！」
あ「フフ。何照れてんの？」
雅「照れてないって！」
直ぐに揶揄うの辞めてよね！！
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菜菜(プロフ) - ともさん» ともさん(ハート)やっと見れたんですね(^^) この2人を描く事にずっと躊躇してましたが、ある日突然描く！と意欲がw実は描き始めて2年半になりますが今だLASTは決めてませんwだから、ココからどうやって繋がって行くのか私にも未知数でwでも見守って下さいませ。 (2019年5月11日 23時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 菜菜ちゃんやっと来れたよ！やっぱりこの2人が大好き。我儘で傲慢？なところがある姫だけど〜気持ちはすっごくわかるし共感しちゃう。まーくんが大好きだから大切だから…上手く言葉に表せないけど難しいね(T＿T)行く行くは…なんてほんの少し期待しながら拝読してます (2019年5月11日 18時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - sallysally67さん» 憶測でしか過ぎないですが、やはり、こんな時期もあったのではないかな？こんな思いをして今の彼等がいるのではないかな？という気持ちで描いてます。主人公は確かに狭間にいる。だけどそれを強制する事なく上手く扱えるのも、この主人公なのだと私は思います。 (2018年10月29日 9時) (レス) id: baa24cd569 (このIDを非表示/違反報告)
sallysally67(プロフ) - LIFE 2nd.はシリーズの中でも苦しくなります。なんだろ、リアルな彼らとシンクロするからかな。辛い思いを克服して表に立ち続けてくれてる彼らなのかな。もっともっとと贅沢になってる私達の望みは負担でしかないのかな、とか。主人公ちゃんは正にその狭間にいる。 (2018年10月28日 16時) (レス) id: 471cb3bb47 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - sallysally67さん» 実は、2ndで私が1番描きたいと思っていた所にコレから入っていきます。まだまだ、ブンブン振り回しますよwwwより人間らしさを出していくつもりです！ (2018年7月26日 1時) (レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2018年7月23日 18時
