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あ「ほら！早く食べなきゃ、遅刻するよ？」
雅「うん。」
結構食べてるんだけど？
何なら、かなり口ん中詰め込んでるんだけど！！
急いで食べ終えて、
雅「ごちそうさま！」
急いで着替える。
着ようと思ってたワイシャツが綺麗にアイロン掛けしてあったり、
仕事用のスーツがちゃんとクリーニングに出してあったり。
タグ付けたまんま、出勤する事もなくなった。
シャツの袖のボタンを留めてると、ふと視線を感じる。
パッと見て、なんか変なとこあんのあかな？
なんて思って、
雅「なに？」
あ「え？あ、あぁ、何も。」
直ぐに視線は、手元へ向けられたけど・・・
キッチンで洗い物をしてるAに、
雅「車、自由に使って良いからさ。ちゃんと保険も入ってるし。」
あ「だから、今日は乗らない。」
雅「今日以外でも、使う事あるでしょ？」
あ「あんまりないけど。」
雅「また、ペーパーになったらダメじゃん。」
あ「もう！良いから、早く行きなよ。」
色々気になるんだよ。
後は、少しだけ構ってもらいたいだけ。
急かされたし、そのまま、
雅「行ってきまーす。」
あ「行ってらっしゃーい。」
玄関まで見送りには来てくれない・・・
まだ、そこまでの関係じゃない。
それくらいの距離感・・・
外に出ると、雨が降ってた。
気持ちは憂鬱。
早く、夏になりゃ良いのに。
今の病院の担当医から電話があったのは、2週間前。
「嫁、来たよ。」
雅「そーなんだ。あ、お世話になります。」
「お世話してやます。」
雅「・・・」
こんな事言えるのも、、、
「にしても、親父のやつ、厄介なクランケ押し付けやがって。」
雅「それ、俺に言わないでよ。」
「そんくらい、覚悟しねーとダメって事だよ。」
雅「わかってるよ。大野先生にも言われたし。大ちゃん、ごめんね。」
今の担当医。
俺の友達。コイツも、中学の同級生。
普段は、ボーッとしてんのに、実は超頭良くって。
そのまま、高校に上がって、国立大医学部にストレート合格。
今は、父親と同じ、脳外科医。
Aの主治医が、なんで俺に守秘義務違反をしてまで、Aの病名を伝えたのかって言ったら、
俺が、自分の息子の友達だから。
だから、大野先生は、Aよりも、俺との付き合いの方が長い。
智「まだ、嫁は病気の事言ってねーんだろ？」
★3→←Want to hear it.Wanting to say. ★1
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菜菜(プロフ) - ぴらさん» いつもありがとうございます。私が描いても大丈夫か？というテーマですが、、、ウラはご存知の通り（笑）色々含めてグフグフニマニマ楽しんで下さいませ（笑） (2018年2月2日 23時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - 菜菜ちゃん新しいお話ありがとう。夫婦の在り方ね、考えるわぁ。いろいろ含めて楽しみ。 (2018年2月2日 17時) (レス) id: 136dc36140 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2018年2月2日 14時
