鳥籠の中の特級呪詛師【逆ハー】

6：･ ページ7

，





30年前、建設会社の吉田氏が行方不明になったという記事、最後の目撃情報はここ建設途中の杉沢第三高校。


当時彼は各所から借金をしており、その筋の人からも狙われていた。



つまり、彼の遺体はラグビー場に埋められている可能性が高い。



佐々木｢そう！一連の騒ぎは彼の怨霊によるものだったのです！！｣



葵夜｢テッテレーん！！｣


会長｢！！いや｣



マダニが原因だそうだぞ。



｢｢｢｢……｣｣｣｣





マダニ(真蜱)は、節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目マダニ亜目マダニ科 (Ixodidae) に属するダニの総称である。マダニ亜目(もしくはマダニ目)には他にヒメダニ科 (Argasidae) とニセヒメダニ科 (Nuttalliellidae) が含まれるが[1]、本項では主にマダニ科に関する記述を行う。(Wikipedia参照)





葵夜｢で！でもでも！一ヶ月前にも話題になったラグビー場から聞こえる呻き声とか、ヤケに時間が気になる家庭科室とか！この学校には呪霊が多いんです！！｣


会長｢ン？！呪霊？！｣


葵夜｢うっ〜ジュ〜レ〜ってか怪異？怪異かな？！｣


虎杖｢マダニがなんだよ！！オカ研がオカルト解き明かそうとしてんだから立派な活動報告だろーが！！｣


葵夜｢そーだそーだ！！｣


会長｢ガキの遊びじゃないんだよ！！妙な噂ばっか流しやがって！！｣



決着のつかない不毛な会話が続く中、同好会定員の3名にオカ研が達していないという話にもつれ込み更に拗れた所で、陸上部の顧問である高木が参入した。



佐々木｢2人とも〜？？｣


葵夜｢そんなっ！私ちゃんと書いたよ？！｣


虎杖｢俺も！！｣




高木｢俺が書き換えた！｣



虎杖｢陸上部顧問高木！！｣



葵夜｢ずっる〜！！｣



高木｢虎杖、そして伊吹。全国制覇にはお前らの力が必要だ。｣


会長｢(生徒より問題のある教師が来てしまった…)｣


虎杖｢しつけーな何べんも断るって言ってんだろ！｣


葵夜｢私らにはもう選択の自由があるハズだー！｣


高木｢駄目だ！｣


｢｢駄目なの？！｣｣







ここは正々堂々陸上競技で勝負だ！！






，

7：･→←5：･

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す