【刀剣乱舞】隠れ家の審神者さん第四弾

第170話 ページ24

江雪「……襖の札、あれは体の腐敗を止める為のものです」

A「えっそうゆうのって体に貼るもんでしょ」

江雪「宗三の体では……もはや効かないのです

なので部屋全体に貼ることによって腐敗を止める。そういう札を貼ったのです」

小夜「効き目は体に貼るより弱まるけどね」


なんでこの人らそんな詳しいの

ん？てか待って

あれ？


A「別に死体って訳でもないのになんで体が腐敗すんの？てか札が効かないって、え？」

江雪「……」


おぉっと何故か江雪左文字さんの目元にシワがよるぅ！！

ついでに小夜左文字君はとても悲しそう！！

これは何か訳ありだな！！

嫌な予感がする！！


江雪「……それは((」

A「ごめん聞いた私が馬鹿だった！！！言わなくて大丈夫！！大体察したから！！」

小夜「！！」


察したと言えども取り敢えず分かるのは

薬のせいだって事だけだがな！！


A「取り敢えずこれ助ければいいんでしょ

はいはいはいオーケーオーケー

……


……


……


一度出直して来ていいっすか？」

小夜「えっでも……」

A「大丈夫！！私は逃げないよ！！ただちょっと知識を借りに行くだけ！！何なら首輪つける！？」


あの人らに電話した方が良いよね！！

ここでは……なんだし


カチャ

A「え」

江雪「これでいいでしょう」


ほっ

本当に首輪付けたぁあああああああ！！！


宗三「ブフッ……似合ってますよ」

A「笑ってるのバレバレだけど！？」

江雪「？？笑ってません」

A「いやこれは独り言……です

ぁー！！もう！！私帰ります！！また明日来させて頂きますね！！」


そう叫んで襖に向かって走ったら

突然裾が引っ張られた


小夜「……」

A「？？;;」


もしかして首輪だけじゃ足りなかった感じ？

なんか言いたそうにしてるし…

え？そんなに信用してない？

信用しろって言う方が無理とか言わないよね？


小夜「……


………ごめんね」

A「え？」

小夜「殺そうとして


ごめん」

A「……あっあーもうその事はいいよ！！柿貰ったし。うんだからね

もう許したって言ったじゃん」

小夜「！！」


だからそのお手を外し私を帰らせて

そう思った私は最近言葉を飲み込むのが多くなったと悟った


小夜「こんな審神者も居るんだ(ボソッ」すっ

A「おっじゃあまた明日来るから！！

開けゴマ！！またね〜」


私は襖を開け宗三さん連れて

さっさと隠れ家に退散した

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