【刀剣乱舞】隠れ家の審神者さん第四弾

第158話 ページ12

〜数分後〜


A「それで何か分かったん？」※起こされた

宗三「ええ、貴方が毒ガスが蔓延してる中ぐっすり眠ってる間に」

A「あれは気絶と言うんだこの野郎」


意図的に寝たのではない


宗三「どうやらこの壁を壊せば本丸に抜けます」

A「その心は？」

宗三「近くでよく目を凝らして見れば本丸の外が見えましたから」

A「えぇ…下手に出たら刀剣男子様々方に殺されちゃう運命辿らないよねわたしぃ……

まぁでも行くしかない。で？なんか方法あるん？」

宗三「…一つ….

異空間を壊して恐らく出来るでしょう穴にダイブです」

A「異空間を壊すって……

異空間を壊すぅ！！？？」

宗三「二度同じ事言わなくていいですよ」


待って！？それって壁壊すのより難しくないっ！？

余りに広すぎるでしょ！？


A「無理じゃね」

宗三「……壁に少し穴開けるだけでいいんですよ」

A「えぇ？本当にそれで異空間壊せんの？」


まぁそれで助かるってんならそれでいいや

取り敢えずこんな危険地域からは早く立ち去りたい


A「よぉしそうと決まれば

ここ破壊するぜ！！」


私はステッキ(霊力転換装置)を取り出し赤のボタンを押した


A「ふっふっ…これで終わりだ！！！
はぁああ……

ポロリンピュアリンハナハナピーッ！！

そこを退いてもらう！！

壁野郎ぉおお！！！」

宗三「(もう少し静かに出来ないんでしょうか)」



パリィイイン！！



ボンッッ！！

ビュォオオオオ！！


A「なっ！！？

わあ"ぁああああああああっ！！？」


パリンと派手な音が聞こえたと思ったら壊れた所から突然爆発音

毒ガスが勢い良く吹き出し

私の体が数メートル先に吹っ飛ばされた


ガンッ
A「いだっ！？」ピキッ

ガガガガガ


不時着し頭を思いっきり打った

それでめげずに床に爪を立てなんとか止まった


A「グッッ！？しまっ

ゴホゲホッ！！ガスマズグにっっヒビがっっ」


やばいやばいやばい急いで帰らなきゃ

急いで穴に飛び込まなきゃ


走れっ！！走れ私っ！！


A「ぐほっげほっはぁはぁはぁ」


苦しい苦しいっ！！涙が出てきた



怖い怖いっ怖いっっ

死にたくないっ！！？？


何処っどこ！！？？




宗三さんッッ！！！！


パシッッ

A「っ！？」

宗三「走ってっっ！！」


敬語のない宗三さんの声に奮い立たされ

穴に飛び込んだのを最後に



私の意識が3度目のブラックアウトに突入した

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