模様替え ページ15
「まず写真ボードだけど、どんくらいのがいいんだ?」
rbr「そーやな......、まあなんなら壁1枚ボードでもええよ」
「それはさすがに。てか壁なかったじゃん」
rbr「せや。だから壁とかも作って欲しいんよ」
完全に忘れてた。
どうしよ、めっちゃ申し訳ない。
俺のこと何回も助けてくれたのに、アイツにしてやった事ほとんどないじゃん。
「こう、なんかさ。言いたいこととかやって欲しいことあったら言ってくれていいんだぞ」
rbr「うーん、そうやなぁ......。じゃあ、時々でええからオレの事外に連れてってくれへんか」
外に?
でもロボロはパソコンとスマホからは出られないんじゃ。
rbr「スマホの電源入れっぱなしにしといてくれれば外も見れるで」
「あー、そういう。それなら大丈夫」
rbr「次の日曜あたり一緒にどっか行こうや」
「ロボロは何も食べたり出来ないけどな…」
rbr「Aと一緒にお出かけするっちゅうことが大事なんや」
「そう、なのか」
そう言われるとなんだか照れくさくなってくる。
新しい友達ができたみたいで、相手はおそらくAIなのに本当にルームシェアしているみたいだ。
rbr「A、手、止まっとるで」
「そうだ、話逸れちゃったね」
rbr「あっ、この辺にスミスマシンなんてどうや」
「え、筋トレするのか」
rbr「せや。それ以外になんの使い道があんねん」
AIが筋トレ...
ロボロって意外と肉体派なのか?
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作者名：三寒 | 作成日時：2023年5月6日 21時
