検索窓
今日:7 hit、昨日:6 hit、合計:28,120 hit

正論 ページ27

参悟の質問に佐藤刑事が代わりに答えると重悟が「ふん」と不満げな声を出す

「探偵達に助けを求めるたぁ、情けねぇ話だな」

「同感だな」

その声に一同が振り返ると、左目に傷を追った男が杖をつきながら近付いてきた

「確か…長野県警の」
「大和敢助警部。それに…」

大和警部の横でニコニコしている男に目を向ける小五郎

「群馬県警のヘッポコ刑事!」

「やだなぁ、毛利さん。ちゃんと山村ミサオって名前があるじゃないですか!ほら!」

ずっこけた山村刑事?はそう言い、警察手帳の身分証明書を指差した

「まって、なぜ群馬県警がこの会議に参加するのです?事件があったのは長野県…まさか、またがったとか?」

ホームズは言う。

「猫の言う通り、犯行現場が長野と群馬の県境にまたがってんだ。それで…」

大和警部がいまいましそうに隣をチラリと見ると山村刑事?は得意気に

「遺棄された遺体の膝から下が、群馬県に入っちゃったりしちゃったんですよね、これが!」
となぜか身分証明書を誇らしげに見せる山村刑事?ホームズは分かったのか

「山村警部さんとやら、私はよく見たから早くその身分証明書を仕舞いなさい。昇進して舞い上がる気持ちは良く分かるわ、でも、時と場所を考えなさい」

「えー、でもですねぇ」

「ここは、そういう自慢する場所ではありませんよ、それに、事件を得意気に言わないで下さい」

「すみません」

シュンとなる山村警部、ハッと我に返り

「あ、すみません出過ぎたことを言ってしまい。その…あ、あの」

「ほぅ、ただの猫だと思っていたが…」
「正論な事を言うんだな」

大和警部と重悟警部に認められるホームズ?

「僕も、警部に昇進したので気を引き閉めて頑張ります!」

「そのいきですよ、山村警部」

褒めるホームズ。
後ろで、小五郎は『警部だと?!』と言っていた。

「ところで、あの眼鏡の少年はきてないんですか?」

『あの、コナン君の事ですか?』

「そうそう、江戸川コナン君です、彼がいると何故か事件が解決するんですよね」

「そういや、俺ん時もそうだったな…いや、あの時は猫探偵もいましたし」

「あ、僕もです」

「あ、皆さんもそうなんですか?!」

「実は、私達もですけど…
ホームズとAちゃん達が解決しますし」

「それで、途中意識がなくなって、いつの間にか事件が解決しちゃってたりしますよね!」

皆がナイナイと否定する。

説明→←特別顧問



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.5/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みけにゃん | 作成日時:2017年8月14日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。