〇〇しないと出れない部屋!?【歌い手】

ポッキーゲームしないと出れない部屋【あほの坂田】 ページ5

坂田side
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A『あ、あはは、はは...泣きたい←』

坂田｢え、大丈夫!?｣

朝起きると、絶望で、魂が抜けたような顔をしたAがいた。

坂田｢てゆーか何処ここ？一面真っ白な部屋なんやけど｣


A『はは...ある意味だいじょばない

...ここは何かをしないと出れない部屋だよ』


坂田｢へぇー。その、何かって何？｣


A『扉の横にお題があるから見てきて...』

Aは...なんかもう魂抜けてますみたいな感じで言った。


んー、何するんやろ。ちょっと楽しみ。


その張り紙にはなんと、【ポッキーゲームしないと出れない部屋】と書いてあった。案の定、ポッキーもちゃんとある。

＿＿なんかめっちゃ嬉しい。

だってポッキーゲームってあれやろ？ポッキーの端と端から食べてって最後にちゅーなるやつやろ？？
...めっちゃ俺得やん!!!

え、もしかしたらAとキス出来るんちゃう!?
よし、俺もうらさんに負けらんないでぇ！
Aとキスしたる!!!

すると、

A『ねぇーお題まだー？』
Aが言った。

坂田｢ﾌｯﾌｯﾌｯ！A、これを見てみよ!!!｣

そう言って俺はポッキーを見せた。

A『oh...まじか...ところでそれって最後はどうなんの？』

坂田｢へ？最後って？｣

A『だーかーらー、唇が触れる直前でおるのか、それとも最後までちゃんとやるか、どっち？』

な、なんだと!?ポッキーゲームは触れる前に折るのか!?


坂田｢最後までやるに決まってる!!!｣


A『はぁぁ、分かった。』


坂田｢ってことで、はい！｣


と言って、俺はAにポッキーを差し出す。


A『...はぁ？』


坂田｢くわえてよ、口に。｣


A『なんで!?』


坂田｢なんでって、じゃあAは、俺がくわえてるところに食べる勇気あるん？｣


A『...ﾅｲﾃﾞｽ』


坂田｢じゃあはやくくわえて｣


と言い、俺はAを壁際に追い詰めた。


A『...ﾊﾑｯ』


...なんだこれ。可愛すぎるんやけど。
あと両端っていっても結構距離近い。


坂田｢いくよー｣


A『うん』


そう言って、俺達は食べ進める。


待って、これまじでやばい。ほんとにやばい。


どんどん、俺達の距離は縮まっていく。


そして、


＿＿＿俺達はキスをした。



坂田｢...ﾝ、ごちそーさま♪｣


Aは、顔を真っ赤に染めている。


坂田｢さ、帰ろうぜ！｣


実は俺も、｢恥ずかしかった｣なんて言えるわけない

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