教 科 書 を 閉 じ て よ ！！‐9.29‐ 【Yuta.K】

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そんな私の世界に貴方が現れてからは、

貴方の隣にいる時間が増えれば増えるほど、

貴方のいない未来は想像できないと思う様になりました。



独りでも生きていけると思っていた私がそんな事を思うようになるなんて、

私自身が一番自分に驚きました。



そう気が付いたとき、貴方の存在が私の中でどれだけ大きくなっていたのか、

身を持って感じたのです。





そして実は、お手紙を書いた理由はもう１つあるのです。


と言いますか、今から話す事が本題と言った方がいいですね。



貴方からだいぶ前から頂いていた告白。



「俺の隣で生きてくれ」と言う、私を見つめる真剣な眼差しを忘れた瞬間はありません。



今日までずっと心の中を巡り巡っていました。

本当は、直ぐにでもお誘いを受けたかった。

でも、人間の本質は何年たっても変わらないようで。


そんな大切な瞬間だからこそ、昔のように口が動かなくなってしまったのです。


きっと今の今まで貴方の気を揉んでしまっていたでしょう。



本当にごめんなさい。不安にさせて、ごめんなさい。



でも、その日からずっと私が思っている事はただ１つ。



貴方と名字を重ねたい。




これが私の気持ち、全てです。




手紙で伝える形になってしまって、本当に申し訳ないです。



でも、言葉を詰まらせてまた伝えられないまま日が過ぎてしまうより良いだろうと、

私なりに考えて絞り出した結果です。



どうか、こんな私を受け入れてほしい…

なんて、やはり我儘でしょうか。




だいぶ長くなってしまっていますね。

そろそろ、終わりにしようと思います。




最後に。


本当にお誕生日おめでとうございます。



貴方がこの世に生まれて23回目の年が、

健やかな幸せに包まれます事を心から祈っています。




そしてそれが、私の隣で続いてくれますように。


貴方がずっと笑顔でいられますように。







AA






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