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「バレンタインデートの約束したばっかりじゃん、デート増やして大丈夫？」
「せやから同じ日にどうかなって！昼は元気に水族館で、夜はロマンチックなバレンタインデート！」
「なるほどね、うん！楽しみ…！」
ちゅっと廉の頬にキスをする。
「えー、なんそれ！めっちゃかわええやん…！」
そう言うと、廉が私の唇に優しくキスをする。
「実はな、」
「ん？」
「神くんのインスタ見たんやけど…」
廉が眉毛を下げて、私の頬を撫でる。
「楽しそうに笑っとるAとのプリと幸せそうにスイーツ食べとる写真をあげとってな…」
「ウソ…！？」
確かにインスタに載せることは許可したけど…！
廉に見られるとは盲点過ぎた…！
いやでも、そうだわ。冷静に考えなくても、見られる可能性十分にあるやん。
私は大馬鹿だ。
「普通に嫉妬したわ…！あんな顔男友達の前でしたらアカンに決まっとるやろ、アホ…！」
「ごめ…ッ、」
噛みつくようなキスが私の唇にふってくる。
廉の全身が私に嫉妬してる。
そんな感覚が、嫌じゃない。
むしろ好きって思っちゃうの、さすがにヤバいかな。
でも、「愛されてる」って思える瞬間でもある。
「…せやから、土曜のデート。
骨の髄まで愛しつくすわ、Aを。笑」
怒るんじゃなくて、嫉妬心に狂うんじゃなくて。
ちゃんと愛情で返そうとしてくれる、その考え方が。
廉の愛し方が、好き。
なんて、廉にいったらどんな顔で見られるだろう。
愛し方まで愛せる男に出会えるなんて、思ってなかったよ。
「ほんとに、ありがとう…」
だから私も、毎日、一緒に居られる時間で精一杯。
廉を愛し返せるように、どんどん君を好きになってるよ。
2人だけの部屋が、狂うほどに好き。
なのに。
迷いなんて、不安なんて要らないのに。
廉のスマホが忙しく鳴りはじめる。
「あ…、ごめん。出てくるわ、」
「うん、」
絡んでいた指先が、離れていく。
こんなの、よくあること。
分かってるのに。
そんなことある訳ないのに。
『友梨さん』と映ったスマホの画面を見てしまっては。
今まで築き上げた信頼さえ、簡単に。
想像もしていなかったくらい脆くボロボロになってしまうんだよ。
そんなこと、ある訳はないのにね。
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*咲七波*(プロフ) - あやぴさん» コメントありがとうございます！更新待っていてくださってたんですね！？嬉しいです。涙 パート2も楽しんでください！またコメントお待ちしてます！ (2019年5月19日 0時) (
レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - これさ、とりあえずリリコちゃんと付き合いたくなるよね笑 私の気持ちわかってくれ過ぎて惚れちゃう笑 そして神くんついに本性出して来たな笑 この神くんのキャラ、昔しつこかった年下の男に似てて辛い笑 最初はいい子だったのに仲良くなったら急にＳになったとゆう苦笑 (2019年5月15日 14時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
あやぴ(プロフ) - ずっと更新待っていたので最近また更新してくださり嬉しいです♪移行後も頑張ってください♪楽しみに読ませて頂きます！ (2019年5月15日 2時) (レス) id: 159dcadd4e (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - お久しぶりですー！コメントありがとうございます！！更新やっっっとしました！お待たせしてしまって申し訳ない！笑 あきらめの悪いサラちゃん中々にいいですよね、私も好きです。笑 これからもよろしくお願いします！ (2019年5月9日 21時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - ひかるさん» そろそろ本腰入れて完結しなければならないので頑張ってます！笑 さすがに分かれる設定はないですね、ごめんなさい！笑笑 サラの直感は凄いのでね、主人公を導く大切な人物です。 神くんはとりあえず無いなあ、、もしかしたらこのあと出来るかも……？？笑 (2019年5月9日 20時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*咲七波*
| 作成日時：2019年1月21日 18時
