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んな、何今の!小悪魔みたいな…!
って思った次の瞬間、いつもの綺麗な表情に戻ってるし。
「なんちゃってね!
…でも、必然かもよ?笑」
「必然…?」
「そ、Aちゃんと俺はー…
出会うべくして出会ったってこと。」
少し目を細めて、意味あり気に私を横目で見る神くん。
何だかいつもよりも、キケンな香りっていうか。
男らしいっていうか。胸が、変にドキドキしてくる。
「だっ、だとしたら!レモンミルクに感謝だね!
神くんみたいな素敵な友達ができたんだもん…!」
「…うん、そうだね。」
静かにそう呟いた神くんの表情は、何とも言い難い。
神妙な面持ちに見えたのは…
たぶん、私の勘違いだろう。
.
「それでは只今より90分間食べ放題となります。
ごゆっくりお過ごしください。」
「「ありがとうございます!」」
凄い、さすが今流行りのお店…!
テレビでは見てたけど、思っていた以上に広いし、華やかだし、何と言ってもいちいちスイーツが可愛すぎ!!ゴシック調の店内も最高だし、文句無し!!
「あははっ、Aちゃん声駄々洩れだよ?笑」
「うそっ、今喋ってた!?」
慌てて口を押えたのに。
「ううん、嘘。笑」
「ちょっと神くん!?笑」
え、意外と神くんっていたずらっ子なの?笑
ギャップ萌えってやつじゃん。
「ほらっ、行こ!
時間無駄にできないよ!笑」
「わっ、」
神くんがあまりにもスマートに私の手を引っ張っていくから。
あっけに取られてしまう。
やばい、私。
彼氏以外の人と手繋いでる。
「はっ、離して!!」
「え、ごめんっ!」
無意識に手を引いてしまって。
余りにも冷たい態度を取ってしまった。
「いや違くて、つい…!
私あんまり触れられるの得意じゃないっていうか、その…!」
ダメだ、ポンコツ過ぎて言葉が出てこない。
「いいよ、分かってる。
…廉くんのこと、大好きなんだよね。」
恐る恐る神くんの顔を見ると、優しく微笑んでくれてて。
申し訳ないと思いと有り難い気持ちが入り混じる。
「だ、大好きっていうか… まあ、一応。」
「んーん、ごめんね。
正直に言ってくれてよかった、」
「ありがと…!
えっと、じゃあ行こ!!時間減っちゃう!笑」
「そうだね!」
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*咲七波*(プロフ) - あやぴさん» コメントありがとうございます!更新待っていてくださってたんですね!?嬉しいです。涙 パート2も楽しんでください!またコメントお待ちしてます! (2019年5月19日 0時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - これさ、とりあえずリリコちゃんと付き合いたくなるよね笑 私の気持ちわかってくれ過ぎて惚れちゃう笑 そして神くんついに本性出して来たな笑 この神くんのキャラ、昔しつこかった年下の男に似てて辛い笑 最初はいい子だったのに仲良くなったら急にSになったとゆう苦笑 (2019年5月15日 14時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
あやぴ(プロフ) - ずっと更新待っていたので最近また更新してくださり嬉しいです♪移行後も頑張ってください♪楽しみに読ませて頂きます! (2019年5月15日 2時) (レス) id: 159dcadd4e (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - お久しぶりですー!コメントありがとうございます!!更新やっっっとしました!お待たせしてしまって申し訳ない!笑 あきらめの悪いサラちゃん中々にいいですよね、私も好きです。笑 これからもよろしくお願いします! (2019年5月9日 21時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - ひかるさん» そろそろ本腰入れて完結しなければならないので頑張ってます!笑 さすがに分かれる設定はないですね、ごめんなさい!笑笑 サラの直感は凄いのでね、主人公を導く大切な人物です。 神くんはとりあえず無いなあ、、もしかしたらこのあと出来るかも……??笑 (2019年5月9日 20時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*咲七波* | 作成日時:2019年1月21日 18時