【銀魂】真選組の小娘ちゃん １4

第606訓 するなと言われればしたくなっちゃうし、しろと言われればしたくなくなっちゃうものよね ページ48

土方side




近「り、離婚んんんんんん！？ま、待てよトシ子ォォ！！！」

土「ずっ〜と待ってるよ。」






ずっと、もう俺は一体何を待っていたのだろうか。今ではもうわかりはしないが、たった一つだけ言えるのは。

とてつもなく時間の無駄遣いをしたということ。





あ〜、なんかもう、生きるのって面倒臭いな。マヨネーズになりたい。





そんなことを思う俺は極限状態まで来ているのだろうか。最近疲れが溜まっていたからな。





「そうね。確かにこのゴリラにはうんざりだけど…、、」

土「あーうん。バナナだよね。」







もはや会話が成立しないまでに達していたが、そんなことお構い無しに葵は続けた。







「けど、けどね。アンタみたいな性悪女に離婚しろなんて言われたら、したくなくなっちゃうのよねぇ。癪じゃない。何でもかんでもアンタの思い通りになったら。そんなことさせるもんですか。竜宮城の話をご存知で？絶対に開けるなと言われればつい開けたくなる。その逆もあってね、たった今宿題しようと思ってたのにお母さんにしなさい！って言われると途端にやる気をなくす。相手の言いなりになりたくないのよ。私たちにはね、信念というものがあるの。その信念に従って生きてるの。それは誰にも折ることはできない、真っ直ぐな一本の"魂"なのよ。」

土「どうしてその信念は仕事に適用されないんだ？」

第607訓 焦らなくていい、色気は自然と出てくるもの→←第605訓 仕事道具は大切にし、常にソレに対する感謝の心を持つべし

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