【銀魂】真選組の小娘ちゃん １4

第599訓 守られなければいけないのはあくまでも被害者 ページ40

土方side




沖「いや、大丈夫でさァ。ネタになんかしたりしないんで。人の趣味にまで口出しするつもりはないんで。俺、そーゆーのにはちゃんと理解あるほうなんで…」

土「ネタにしろよォォォ！！！爆笑しながら携帯構えろよいつもみたいにィィ！！！何本気にしちゃってんの何目ェ逸らしてんの！！こっちを見ろォォォォ！！！」

沖「いや理解あるっつっても、見るのはちょっと…。んなもん見ちまったら目が腐るっていうか、目玉破裂するっていうか、、」

土「そこまで酷くねーだろ！！！」






理解あるだなんだ言っときながら一ミリもこの状況を理解できていないらしいこいつ。マズい。このままでは本当に俺にこんな趣味があると勘違いされてしまう。それだけは死んでもゴメンだ。なんとか誤解を解かなければ。





土「おい葵、お前からも何か説明をって葵ちゃん！？何してんの！？」

「写真撮ってインスタに載っけようと思って。」

土「撮るなァァ！！てか何！？インスタとかやってたの！？俺の醜態を全世界に発信しようとしてたの！？」

「大丈夫ですよ。ちゃんとハッシュタグで説明付けときますから。＃え、なんかヤバいもん見ちゃったんだけど(笑)」

土「どこが説明だ少しも合ってねぇよ！！！てか(笑)じゃねぇよ完全に見世物にしようとしてるじゃねぇか！！！そんでやっぱお前もヤバいって思ってたんじゃねーか！！！」

沖「土方さん、趣味は否定しやせんが、その、葵にそれを見せつけるってのはちょっと…。年頃ですし、そーゆーのは自分の中だけにしまっておいて」

土「だから誤解だっつってんだろォォ！！！つーかそもそも要求してきたのは葵だからこの最悪な状況作り上げたのそいつだからァァァアア！！！」





総悟は葵を守るように葵の前に立っていた。いやそれ意味ないからお前が守ってんの全ての元凶だから一番の加害者だから。


俺はこのまま誤解され続けるのを阻止するため、隅から隅まであったことを全て話した。






沖「何だそれならそうと早く言ってくだせェよ。お望み通り連写しやすから。」

土「いや望んでない本気にされるならそっちの方がマシだってだけ。おい携帯取り出すなこっちに向けるなマジで連写すんな！！！」

「総悟、送っといて。」

沖「おう。」

土「葵今回ばかりは許さねーぞォォォオオ！！！」

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