第580訓 自分を棚に上げて偉そうにしてる奴には棚の角をお見舞してやれ ページ13
新八side
「誰がメス豚ですって?」
そんな台詞と共に登場したのは、大きなバズーカを抱えた凛とした女性。
沖「オイ、帰ってきて早々器物破損か?感心しないな」
「アラ、そんなお高い所にふんぞり返っちゃって。今迄自分がしてきた事もさぞかしお高い棚の上に置いてきたようね?」
沖「なんの事だかさっぱり分からんな。そしてそのお高い棚とやらは一体何が高いのだ?寸法か値段か?」
「どうやら脳みそまで一緒に置いてきちゃったみたいね。」
口調、声のトーン、ビジュアル。やはり他の人と同様、変わってはいるが、その人が誰なのかはすぐに分かった。
新「まさか、葵ちゃん…?」
「…っ、、」
僕は思わず彼女の名をポロッと口にした。次の瞬間、周りの空気が一気に変わり、僕には鋭く光沢が眩しい刀が何本も向けられていた。
新「えッ!?ちょッ…、」
隊士「貴様ァァ!総長に向かって何と無礼な!!気安く読んでいい名ではないぞ!!」
新「ひぃぃッ!?ご、ごめんなさい!!!」
あ、ヤバい、殺される。咄嗟に危険信号を察知した僕は取り敢えず謝罪の意を述べた。
だが「気安く読んでいい名ではない」という言葉で彼女がこの小説の主人公、白川葵ちゃんであることは確信できた。
やはり彼女もほかの人たちと同様、二年分の成長を遂げていた。主人公補正で葵ちゃんだけは他とは違う僕側の人間で、とかそんな展開は待っていないだろうかという僕の淡い期待は、もはや完全に、フツーに裏切られたのであった。
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パピポ - 葵ちゃんの2年後美人でした!!今も可愛いけど!!! (2020年10月20日 18時) (レス) id: 4c1e506c36 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - さえさん» コメントはめちゃくちゃ嬉しいです!皆様の声が一番やる気を奮い立たせます!これからも是非して下さい!そう言っていただけて嬉しいです!こんな時ですので、暇潰しにでも使ってやってください!はい!楽しみましょう!!! (2020年4月16日 3時) (レス) id: 12c1829223 (このIDを非表示/違反報告)
さえ(プロフ) - また戻ってきていただけてほんとに嬉しいですー!受験お疲れ様でした!大学生活、一緒に楽しみましょー!私も文字数収まらなくてすみません笑 (2020年4月14日 1時) (レス) id: 03aa87abd1 (このIDを非表示/違反報告)
さえ(プロフ) - お返事ありがとうございます!ナナさんの過去の作品を読み返していると、自分のコメントが毎回ついてて我ながら気持ち悪いな笑と思っていたのですが笑そう言っていただけると嬉しいです。大学受験生の時に小娘ちゃんにハマり、勉強づくしの中での毎日の楽しみでした! (2020年4月14日 1時) (レス) id: 03aa87abd1 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - ブルネイさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えて光栄です!絵を描くのが好きでして(´∇`)めっちゃ真似絵とかしてましたね笑 また載せたときは是非見てやって下さい!更新頻度は高くはないかもしれませんが、頑張りますので暇つぶし程度に読んでやって下さい!! (2020年4月11日 3時) (レス) id: 12c1829223 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナナ | 作成日時:2020年2月13日 22時