【銀魂】真選組の小娘ちゃん ５

第199訓 授業中は眠いのに終わった途端眠気が覚めるのはなぜだろう ページ28

土方side


と「よし、それじゃ今から捜査会議を始める。絶対に寝るんじゃねーぞ。」


そう一言告げて座ったとっつぁん。俺は、寝るなと言われた側から寝てる隣のムカつくアイマスクをつけた野郎を叩き起こした。


沖「何すんですかィ。」

土「寝るなって言われたろ。」

沖「土方さん、右。」


総悟に右と言われたので右を見てみると、そこには机に突っ伏して寝てる葵が。

土「葵ちゃん、起きよーね。」

そう言って葵の頭を無理やり起こす。葵は「はっ！」と言って目を覚ましたが、「寝てません寝てません」と寝ていたことを否定する。だが寝ていた。完全に寝ていた。


近「葵ちゃん、今日は大事な会議だけど、ちゃんと起きてられる？」

「だ〜いじょぶだいじょぶ。」

山「大丈夫ではなさそうですね。」



近藤さんの言う通り、今日は大事な捜査会議だ。最近話題になっている連続殺人事件。ニュースでもほとんどがこの内容だ。

犯人は無差別に罪のない人を殺しては逃走を続けている。早く捕まえないと、被害者が次々と増えるばかりだ。そこで駆り出されたのが俺達真選組。組織一つを使っての一大捜査だ。俺個人としては、あの見廻組と合同にならなかったことは幸いだった。



隊士「犯人に未だ目星はついていません。もしかすると、これらの連続殺人は、同一犯ではないという可能性も捨てきれません。ですが、被害者には妙な共通点がありました。」


スクリーンには殺された被害者の死体が映る。凶器は刃物だったため、その死体は血まみれだった。隊士はスクリーンを指しながら言った。


隊士「共通点というのは、被害者は全員、臀部、いわゆる、ケツを刺されて死亡しているということです。」


は？



沖「死因は出血多量かィ。」

「何でケツなの？」

沖「そーゆー趣味の奴もいるってことでィ。」


いや、趣味とかじゃなくね？まあ、なぜケツを狙ったのかは犯人を捕まえてからじっくり聞くとして、前に出ている隊士の話を聞く。



隊士「もう一つあります。それは、殺された被害者が全員、犯人の手掛かりとなるダイイングメッセージを残していたという点です。」


ダイイングメッセージ。これはかなり有力な手掛かりだ。ものによっちゃ犯人にかなり近づく。


隊士「そのダイイングメッセージがこちらです。」









土「いや分かんねーわ！」

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