【銀魂】真選組の小娘ちゃん ５

第190訓 コンビニのトイレ借りるとなんか買わなきゃって思っちゃう ページ17

銀時side


銀「はっ！？」

新「銀さん！大丈夫ですか！」


神楽に本気で殴られた後しばらく気絶していた。良かった生きてる。さっきはマジで首が飛んだかと思った。


銀「お、おい新八！神楽は！」

新「それが…」



神「コンビニってのはなァ！お前らの便利屋じゃねぇんだぞワレェェ！！！」

「ちょっとトイレ行きたいな。」

神「あ、それならコンビニの使うといいアル。」

「そだね。」

山「あんたらが一番コンビニに頼ってるでしょーが！」



新「このザマです。」

銀「………。」




どうする。どうすればいい。もしあの変な特攻服着たバカのせいで変な噂でも流れたらそれこそ万年金欠の万事屋にさらに仕事が入らなくなっちゃうよ。

だがもう、神楽を止める前に俺の心は折れちまった。次殴られたらこれ絶対首飛ぶもん。銀さん死んじゃうもん。




近「葵ちゃんんん！！！戻って来てェェェェ！！！」

「何このゴリラ。」

近「うっ」



殴られずして死んだゴリラ。もう精神的ダメージが大きすぎたらしい。俺はそんなゴリラを遠目で見るタバコを吸ったニコチンマヨラーを見た。



銀「なあ、なんかないわけ？解決策。」

土「あったら苦労しねーよ。」

沖「勘弁してやって下せェ旦那。これでも土方さん、ショックのあまり思考が停止してるんでさァ。」

銀「ああ。」



納得だ。まあ、俺も同じくかなりのショックを受けている。今回は十分に気が合うらしい。もう立ち上がるのも億劫になっていると、「ショック受けてる場合ですか！なんとかしないと！」と、新八が正論を言ってくる。確かに、このままじゃ本気で他の一般市民に多大な迷惑がかかる。それによって万事屋の印象が悪くなるのは避けたい。

どうしたものかと、考えようとするが頭が全く働かないでいると、元々厄介なこの事態が、さらに厄介だったことが判明した。









妙「おい、こいつら誰だ？」

「姉御！」

神「姉御ォォ！」

銀「いや何でテメェまでヤンキーだァァァァァァアア！！！」

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