【銀魂】真選組の小娘ちゃん ５

第188訓 いらない物は売りましょう ページ15

銀時side


これはもしや、アレかもしれない。壊れても壊れなくても、妖怪ウォッチの使い道はなかったパティーン。かもしれない。


銀「いやでも、こんなことにならなければ元々質屋で売るつもりだったから、やっぱ弁償して。」

土「しねーよ！死んでもしねーよ！」

沖「じゃあしなくていいんで死んで下せェ。」



まあ、一体どれくらいの価値があるのかは知らないのだけれど。もしかしたらただのガラクタなのかもしれないのだけれど。いやでもやっぱり高価なのかもしれない。どっちにしろ弁償はしてもらおう。


銀「つーかさ、まだ妖怪の仕業だって決まったわけじゃねーし、そもそも妖怪なんているはずがねーんだし、だから妖怪の友達なんてもってのほかだし、別に惜しむことないんじゃね？弁償はして貰うけど。」

土「言ってることとやろうとしてることが一致してねーよ！」

沖「土方さん、あんたも死ぬとか言っときながら結局生きてるんで一緒でさァ。だから、早く死んで下せェ。」

土「誰がいつどこで死ぬなんて言ったよ！」



俺も沖田君と同様、この目の前で目障りに生きてるV字マヨラーには死んでもらいたいと思ってるんだけど、それを口にする前に、でかい声で「局長〜！」と呼ぶ声がした。




近「どうした？」

隊士「じ、実は…」


急いで走って来たためか、息を切らしてる一人のモブ隊士。その焦り用から、何かがあったことは明白。

モブ隊士は息を整えると、改めて話し出した。




隊士「実は…葵ちゃんが」

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