【銀魂】真選組の小娘ちゃん ３

第125訓 人様に迷惑かけるな！ ページ41

神「一番下手だった奴ってどんなだったアルか？ねえ教えてヨ。」

遊女「あ、あの、あなた達…」

「やっぱ変なこと迫ってくる客っているの？ねえお姉さん！」

遊女「だ、だから、」

「ねえお姉さん隠さずに洗いざらい全部…」


ガシっ









え？

今、ガシって言った？




隣にいた神楽ちゃんの方を見る。すると、誰かに頭を掴まれていた。私もなんか頭を掴まれている気がする。あ、ちょ、ミシって言ってる、痛い、痛いって。








銀「てめーら。」

土「こんな所で何してんだ。」

神「………。」

「………。」









ゆっくりと、後ろを振り向く。そこには、









鬼がいた。









銀「本当マジすんませんしたァァァ！！！ほら神楽！お前も謝れ！！！」

神「なっ、銀ちゃん何するネ！」

土「後からきっちり言い付けときますんで！！！おい葵ちゃんと頭下げろ！！！」

「痛い痛い！土方さん痛い！」






なぜか二人一緒に現れた旦那と土方さんは、私達の頭を下げさせようと必死だ。遊女さんはあたふたしながら「いいんですよ。」と私達の頭を上げさせようとしている。なんてお優しい。



銀「うちの娘がとんだご迷惑を！」

土「本当にきっちり躾けとくんで！」

遊女「そんな、いいんです！」







散々謝った後、四人で建物を出た。





銀「たくっ！てめぇは何してんだよ！」

神「銀ちゃんうるさいネ。」

土「つーか、屯所で大人しくしてろって言ったよな！」

「知らないし。」




なんだよ、いちいちガミガミと。そもそも土方さん達が私を置いて行くのがいけないんだ。

クソ、まさかあの建物にいたとは。なんたる失態。



「もう会議は終わったんですか？」

土「ああ。お前も一緒に帰るぞ。」

「はーい。」









このあとひのやに戻り、ツッキーや日輪さんや晴太君にお別れを言って、旦那のケツにクナイを刺して、近藤さんや総悟達と合流して帰った。



後に私は吉原禁止令を出されたが、そんなの御構い無しに遊びに行ってます。てへっ。

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