【銀魂】真選組の小娘ちゃん ３

第124訓 辛い運命も受け止めてしまったらさほど辛くもない ページ40

「ちょっと旦那〜！どこまで行くんですか〜！」

神「銀ちゃん！いい加減自分の運命を受け止めるネ！」

銀「うるせェェェ！！！んなハードな運命受け止めきれるわけねえだろ！俺のハートの弱さなめんな！！！」




「ついて来んじゃねェェェェ！！！」と、速い逃げ足をさらに速くして建物の中に入って行く旦那。的になるのが嫌で逃げ出した旦那を神楽ちゃんと二人で追っている。私達も旦那に続き建物に入った。


中はとても広くて、なんか凄い豪華だ。




「あれ？ここどこ？」

神「きっと遊女達がいっぱいいる所ネ。銀ちゃん見なかったか聞くアル！」



神楽ちゃんと階段を上る。無駄に長くて広い階段は見るだけで疲れるが、こんな豪華な階段上るどころか見るのも初めてなので、ちょっとワクワクしながら一歩一歩踏みしめるように上る。

すると早速一人の遊女を発見。流石、美人だ。





「お姉さん！ちょっといいですか？」

遊女「え？」

神「ここに逃げ込んで来た銀髪の男知らないアルか？」

遊女「え、えっと〜。」




「あなた達は？」と、質問には答えてもらえず質問で返されてしまった。答えに困っていると、「子供がどうしてこんな所に。」と。私はこの建物に入り込んだ経緯を簡単に話した。









遊女「さあ、見てないけど。」

「そーですか。」

神「お姉さんは仕事終わりアルか？」

遊女「ええ。」



接客をしていたのだろうか。少しお酒の匂いがする。でもお姉さん自身が酔っているとは思えない。客の男がかなりの酒豪なのか。


それより、このお姉さんは見た感じ二十代半ば。一体どれくらいの経験がおありなのだろうか。気になる。






「ねえねえお姉さん！お姉さんは今までにどんな男の相手してきたの？」

遊女「え？」

神「一番上手かったのってどんな奴アルか？」

遊女「え？え？」

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