【銀魂３Ｚ】好きで惚れたわけじゃない【沖田総悟】

あとがき（2021 3/26 訂正あり） ページ44

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説明文でお会いしました、駄作者のキサクでございます。ここまで読んで頂いた皆様にはお分かりの通り、「ん？」となる場面も多い未熟な処女作でしたが、畏れ多くも評価・お気に入りをしてくださる方まで居て、この場を借りて誠に感謝致します。

つきましては本編で語られなかった(入りきらなかった)小話を少々。

問４〜１１にかけての持ち物検査の話。綾戸のカバンにタバコを入れた女子というのは、問４の冒頭で触れられている沖田くんがフッてきた女子です。本当に何気ない一文ですので、察した方は少ないのではないでしょうか。

それから問３２の最後の文。『窓際の花瓶に差された白百合が、外の闇と対照的だった』という一文ですが、何故急に花に焦点が行ったのか引っ掛かる方は居ませんでしたでしょうか。実は白百合は沖田くんが送ったものではなく、土方さんのお見舞いの形跡を表しています。ミツバさんの恋も同時に示唆したかった故の、ささやかな伏線です。

以上、無償の愛を信じられない女の子が恋をするまでの物語でした。ちなみに綾戸のデフォ名は馨(かおる)だったりする。

それでは、改めてここまで読んで頂いた読者様方、誠にありがとうございました。

ＰＳ.綾戸の言う『利害の一致』は『両想い』という解釈で合っています。

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