行動開始 ページ17
部屋から出ると、騒がしさがさらに増した。部屋の中にいた雑用ロボットを呼んだ。
アイリス「私に付き添いなさい。」
ロボット「かしこまりました。」
目の前を通り過ぎていくストームトルーパーの会話が耳に飛び込む。
「艦内にレジスタンスが現れたぞ!」
「あのウーキー族を助けに来たのか?馬鹿め!」
「いいから探せ!最高指導者はゴミ漁りを探しに星におりていて、いないんだぞ!」
アイリスはストームトルーパーの言葉に目を見開いた。
アイリス(ウーキー族、、、チューイ?彼が捕まっているの?)
するとストームトルーパーの1人がアイリスに気づく
「アイリス様?今艦内は少数とはいえレジスタンスが乗り込んできています、お部屋にお戻りを!」
アイリスは冷静にストームトルーパーに告げた。
アイリス「レンに決められた時間に医療室に行かねばなりません。ここのところ胸が苦しくて、、、」
「それは、、、失礼致しました、今護衛を、、、」
アイリス「お願いします、あ!あと、ウーキー族が捉えられているとさ聞きましたがどこに捕らえているのです?」
「拷問室に捕らえているとのことです!」
アイリス「危ないので、そこを避けて通るようにして頂けますか?」
「もちろんです、さぁ護衛が来ました、、お早く」
アイリスは2,3人のストームトルーパーと共に医療室に向かっていた。タイミングを見計らいアイリスは大きな声を上げた。
アイリス「あ!今あちらに不審な者が!」
「何?!お下がりくださいアイリス様!」
アイリス「医療室はもうすぐそこです、私は大丈夫ですので、レジスタンスを早く捕まえてください!」
アイリスの言葉にストームトルーパーは少し迷いながらアイリスに通信機を渡した。
「これを。何かあればこれでお呼びください。全ストームトルーパーに繋がっています。近くにいる者が助けに来るでしょう。」
アイリス「ありがとうございます」
アイリスは優しく微笑み、ストームトルーパーはその場をあとにした。 完全に姿が消えたのを確認すると、拷問室に足を運んだ。
拷問室の前には珍しく誰もいなかった。中に入ると拘束されて膝まづくチューイ、、、
アイリス「チューイ、、、、可哀想に」
チューイはアイリスの声に顔を見上げて、驚きのあまり吠える。
アイリス「大丈夫、何も心配いらないわ。今それを外すからじっとしていて?」
アイリスはロボットに命じて拘束を解いた。
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nanasuke(プロフ) - Cotton[洋モノ、洋ゲー民]@更新不定期さん» ありがとうございます!外伝も頑張ります! (2021年7月22日 20時) (レス) id: 802f23a149 (このIDを非表示/違反報告)
Cotton[洋モノ、洋ゲー民]@更新不定期(プロフ) - 完結おめでとうございます!綺麗で儚い終わり方が夢主に合っててすごく素敵でした!外伝も楽しみにしてます〜 (2021年7月22日 13時) (レス) id: c3277ede91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nanasuke | 作成日時:2019年12月21日 10時