私はもう必要ないんだ

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弥衣「皆さん、ドリンク出来ました」

大「ありがとうな、弥衣。よし、休憩だ！」

皆、頑張ってるな

弥衣「あ、大坪さん。俺、昼ご飯作りに行って来ます」

大「あぁ、頼んだ」

何にしようかな

和食？いや、洋食でもいいな

あれ、あそこにいるのって…

弥衣「宮地さん！お疲れ様です」

宮「ん？あぁ、弥衣か。どーした」

弥衣「昼ご飯、何がいいですか？」

こうなったら聞くしかない

宮「…そーだな。あっさりした物がいいな」

だったら和食か

弥衣「ありがとうございます。参考になりました」

宮「おー」

和食、お浸しとかかな

おっ

弥衣「裕也先輩！」

裕「弥衣じゃねーか。昼メシ作りか？」

弥衣「はい。先輩は和食と洋食、どっちがいいですか？」

裕「そーだな。今は和食がいいな」

弥衣「了解です。参考になりました」

裕「そうか？まぁ、頑張れよ」

やっぱり兄弟だなって思ったのはここだけの話



in食堂

よし、出来た

メニューは豆腐とワカメの味噌汁と鯖の味噌煮、ほうれん草の胡麻和え

そして米←

ガラガラガラ

高「腹減ったー」

おっ、良いタイミング

弥衣「お疲れ様。ご飯、出来てるよ」

高「おおー、ありがとな」

そして皆が揃って席に着いて食べ始めた

宮「美味い！」

大「あぁ、あっさりしてるから食べやすいな」

良かった。鯖の味噌煮がこってりしてるかなって思ったんだけど…

なんか、嬉しいな

緑「お前は食べたのか？」

弥衣「え？いや、まだだけど」

高「じゃあ、一緒に食べようぜ」

弥衣「え、いいの？」

木「逆になんで駄目なんだ」

大「お前も仲間なんだ。いいに決まってるだろ」

宮「何遠慮してんだよ。ほら、こっち来い」

家族と食べることがなくなったから忘れてたけど、皆と食べるのって楽しいな

高「提案なんスけど」

大「？どーした、高尾」

高「学校でも皆でメシ、食えたらなって思ったんスけど」

宮「へえー、お前にしてはいい提案だな」

木「じゃあ、そうするか」

大「集まる所はどーする？」

緑「弥衣はどこがいい？」

弥衣「えっと、どこでもいいけどな」

正直、和成がそんな提案をすると思ってなかったからびっくりしてる

裕「弥衣が決めたらいいんだぞ」

裕也先輩ってたまにお父さんみたいな所があるよな

弥衣「じゃあ、中庭がいいです」

大「決まりだな」

そして俺たちは昼になると中庭に集まることになった

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