足癖が悪い少女の行先は梵天でした3

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藍子「んー、名前を1人挙げるとするなら…それこそ蘭さんもご存知の白戸森さんとか？クラスのボス的な存在なので結構発言には力ありますよ」

蘭「アイツ？そんなに可愛くもねぇのに？」

さすが反社。命知らず！
まぁ、反社が故に怖くないのかもな。

だからと言って私が彼女のことを怖いと思っているか聞かれたら別に怖くはないけど。

蘭「ただケバいだけ。家も大したことねぇだろ」

藍子「白戸森さんの家を知ってるんですか？」

三途「確か、ウチの取引相手じゃなかったか？」

…反社と手を組んでるってこと？
それって、大丈夫なの？いや、絶対大丈夫じゃないよな…

藍子「反社と取り引きしてるって…なんかお金持ちの闇って感じしますねぇ…」

都「白戸森って言ったらウチとも取り引きがあった気がするわよ。別に利益が出てるわけじゃないから徐々に取り引きする量を減らして切ろうと思ってたんだけど」

おいおい、ズブズブに反社に染まってるじゃんかよ

お嬢様、闇深すぎだろ…

蘭「それ、ココも言ってたわ。まぁ、今のところ藍子のことで使えそうだからって言ってたけど、多分いろいろ解決したら切るだろうな」

さすが反社。容赦ない。

藍子「切るって言ってますけど、そんな簡単に切れるものなんですか？」

三途「んなもん簡単に切れるだろ。利益も出してねぇヤツなんか要らねぇんだよ。いざとなったら殺るしな」

わぁ、物騒だなぁ
いや、三途さんはいつでも物騒だわ。めっちゃ今更だった。

都「それに、白戸森って裏社会にいるといい噂聞かないからね」

藍子「え、そうなんですか？」

そもそも裏社会にいい噂とかあるの？
てか、裏社会のいい噂って逆に知りたいんだけど？

蘭「金の横領とか、洗えばいろいろ出てくるんじゃね？闇オークションにも手出してるって話だし？」

藍子「犯罪臭するなぁ…」

都「そう、だからあまり関わっちゃダメよ？」

クラスメイト相手にそれはちょっと難しい気もするんだよなぁ…

なんなら、関わりたくなくても相手から絡んでくるしなぁ…

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