足癖が悪い少女の行先は梵天でした3

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三途「これでお前も本職に専念できるなァ？」

藍子「いや、本職は学生なんで…一応」

やっぱり反社の仕業だったのか…

反社って報連相しないものなの？

あれ？私が言われたことと違うような…？
『連絡の練習』『何かあったらなんでも報告』って言われたんだけど…
この人たちには適用されないの？そんなことある？

てか、私に報連相大事って言ったの蘭さんじゃん。
やっぱり反社も報連相すべきじゃんか

蘭「で、藍子。何か言うことはあるか〜？」

藍子「ないです」

蘭「ないわけねぇだろ。言えよ」

藍子「あ"だだだだだだ！！」

待て待て、ホントに何の事？！
言うこと…遺言的な？！そういうことなのか？

なんで遺言を強制的に言わされそうになってんだ、私は…

蘭「今日の昼。言うって言ったよな〜？」

そのことか！
それならそうと早く言ってくれよ！

藍子「忘れてましたー！言います！言うので手離してくださいっ！」

蘭「ん、いい子」

この人、飴と鞭が極端過ぎやしないか？

都「女の子なんだからもうちょっと丁寧に扱いなさいよ。すぐに手を出す男は嫌われるわよ？」

優しい…やっぱり店長は優しい…

けど、蘭さんは違う意味で色んな女の人に手を出してると思うから手遅れだと思うんだ

蘭「え〜？藍子、俺の事嫌いになった？」

あざとっ…！
こうやってたくさんの女の人の心を掴んでたんだな…
私は騙されないけども。

藍子「で、今日の昼のことですね。えっと…」

蘭「あ"？答えねぇの？」

藍子「ﾋｪｯ…す、好きですよ？はい！」

蘭「だよな〜？俺も藍子のこと好き〜」

この人、マジで怖いんですけど…
好きの強要をされた気がするんだけど…

三途「で、誰だ？」

あ、これは反社の皆さんに内容が行き渡ってる感じですか。なるほど。

藍子「名前上げてたらキリないですよ。クラス中、いや…割と学校中での話なので」

まぁ、全員が全員とは言わないけどね。

藍子「と言っても、多分いじめてるのは1部だと思いますけどね。私の学年でも関わりのない子とかいますし、他学年だと余計に分かりません。先生もまぁ…1部なんじゃないですか？」

私もいじめっ子全員を把握してるわけじゃないからなぁ…

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