マジックショー4

番外編12 ページ35

黒南「…失礼しま…っ！」

楽屋に入ろうとすると思いっきり睨まれた

当たり前なんだけどね…

てか、怖すぎて動けない

足もガタガタしてるし…えー、左馬刻さん相手にこんなことなかったのにな…

左馬刻「藍子、か。入れ」

黒南「……お邪魔、します」

私が入るとすぐ、銃兎さんが耳元で言った

入間「左馬刻の地雷は踏むんじゃねぇぞ」

知ってるよ！

こんな時にまで地雷を踏みに行くなんて…

あれ？私、地雷踏んだことあるっけ？←

左馬刻「何しに来た」

黒南「…なんとなく、来ないといけない気がして…」

左馬刻「ﾊﾊｯ 無様だよなぁ。お前に学校サボらせてまで…無理矢理見させたのに負けるなんてよ。悪かったな、藍子」

違う、そんな言葉、聞きたくない

悪くないのに謝られるのは、大っ嫌い

黒南「そんなこと、左馬刻さんから聞きたくないです」

入間「おい、藍子…！」

左馬刻「あ？てめぇ、人が謝ってんのに…！」

黒南「私は！強制されて、この場にいるわけじゃないんだよ！自分の意思で、ここにいる！無理矢理なんて言わないでください！

確かに、怖かった。でも、絶対、絶対に生きて帰ってくるって信じてたから…！」

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