150 ページ13
手術室の扉が開くまで私はずっと蒔苗さんについて考えていた
毒島「どうした、藍子?」
黒南「え?」
毒島「とても怖い顔をしていた」
黒南「…ごめんなさい、怒ってるわけじゃないの。なんかね、蒔苗さんは何回もあってるから見たことあるってのは当たり前なんだけどね、上手く言えないけど、ずっと前にも会ったことがある気がする…
家に来てくれる前にも会った気がする…
あの時も、初めて会った気がしなかった…」
私がそう言うと同時に寂雷先生が私に声をかけた
神宮寺「藍子さん。終わったよ」
黒南「蒔苗さんは?!」
神宮寺「まだ寝てるよ。今から病室に移すから一緒においで」
黒南「よかっ、た…」
私の安堵はすぐに薄れた
蒔苗さんを見た瞬間、思い出した
黒南「…ぁ」
神宮寺「藍子さん?」
左馬刻「藍子?」
黒南「思い、出したかも、しれない…
先生、私、明日来る!蒔苗さんのお見舞い、持って来ないといけないものがあるの!蒔苗さんが起きたらこのメモ、渡しといて!」
79人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rikoriko51(プロフ) - 菜々子さん» いえいえ、大丈夫ですよ! (2018年12月19日 0時) (レス) id: a789258bf1 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - rikoriko51さん» 教えて下さりありがとうございます。直しておきます!すみませんでした。 (2018年12月18日 18時) (レス) id: ddff79cd95 (このIDを非表示/違反報告)
rikoriko51(プロフ) - 観音坂が観音座になってますよ。 (2018年12月13日 15時) (レス) id: a789258bf1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:菜々子 | 作成日時:2018年11月16日 21時