モノクロ少女[あんさんぶるスターズ]

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さぁ、零さんの頼みである『trickstart』の『プロデュース』

多分、『trickstart』をプロデュースすることはなくなる

だって、転校生さんがいるから

それでも、『プロデュース』に手は抜かない

誰のプロデュースでも、全力で精一杯する



私のあだ名である“姫”

このあだ名は『五奇人』や『王さま(レオ)』『knights(騎士達)』がつけてくれた私の“あだ名(称号)”

この“あだ名(称号)”に恥じぬ行ない(プロデュース)をしないとね


彩芽“晃牙、ゆうた、ひなた。あなた達にも手伝っていただきたいんですが、いいですか？”

ひなた「喜んで♪」

ゆうた「なんでも言って下さいね」

大神「まぁ、彩芽先輩が言うなら…」

彩芽“ありがとうございます。では最初に…明星スバル”

明星「あ、はい。何ですか？」

私はスケッチブックを1枚破って明星くんに渡した


明星「転校生と行動すること？」

彩芽“実は、あなたに言うことはないです。アイドルに必要な技術はすでに身に付いていました。

ですが、孤独な時期が長かったからか『ユニット』として周りに合わせることができていない。それでは宝の持ち腐れ。

あなたはまず、他の子と仲良くなることからですね”

零「しばらくは……。何も知らぬ転校生の嬢ちゃんと行動を共にし、あれこれ教えてやる役目を担うがよかろ」

彩芽“あなたは天才です。だからこそ、一般的な感覚を知らない”

零「おぬしは誰よりも先に高みにたどり着いてしまった。ゆえに、あちこち抜けておる。

取り零してきたものが多い。それを拾い集める事にまず注力せい」

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