嘘つきな私は省かれている。[wrwrd]

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私はいつものような場所で

冷たい目と思いを向けられ

当然の如くその場を濁らせる

そんな存在なはず。

しかし今日は大先生に心配されるような目を向けられた。

私は心の中のもうひとつの自分に言われる



『本当は死にたくないんでしょ？』



違う！


『違わないわ』

もう一人の自分はなれない口調で優雅に語る。


『私は貴方だけど貴方じゃない
この意味が分かるかしら？』


…誰なの


『だから貴方よ…！
完全ではないけどね…

でもねぇ一つ教えてあげる。


私はアレのおかげで存在できてる。
そして今貴方が私のことを許しつつある。』


許してなんかない！

『ふーん。
じゃあどうして私とお話できてるのかしらね〜？
本当は貴方は死にたくなくて、偽りでもなんでもいいから愛されたかった。
いつかの日を思い出して私が悪いと思い込み
心の中に私･ができて心の隙間に漬け込むことができた！


ありがとう私！
これで貴方をのっとることができるわ…』


私の中からでていって！

貴方は何者なの!?

『そうねでも正体には気づいてるはずよ。
この違和感、忘れっぽくなった原因、
急な自、殺願望。
これらの元凶は私
貴方のお義母さんを殺した』


… 花 。


『大正解！
貴方はみんなを傷つけたくないだろうけど
私は友情だの愛情だのが嫌いなの。
だからみんなをもう立ち直れないように心に死に様をうえつけるわ！
あぁ…楽しみ…』



や、めろ…






『じゃあね。私

私はまだ準備に時間がかかるからそれまで自分ノ無力さに苦しむといいわ。』

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