28話 ページ29
翌朝、
灰原「…………ねぇ、さっきから彼女何やってるの?」
コナン「知らねぇよ、朝食食べ終わってすぐに外に出てからずっと空を見上げてんだからよ………」
沖矢「まさか、空から何か来るんでしょうか?」
そう、さっきからリンネはずっと空を見上げおりそんな後ろ姿をコナン達は疑問に思っていたのだ。
そんな状態が30分も過ぎようとした途端、
ピィィーーーーーー………
灰原「何?今の?」
コナン「この鳴き声………鷹?」
突然空から鷹の鳴き声が聞こえコナン達は上を見上げると、
リンネ「………!」
雲に隠れたのか、一羽の白い鷹が現れリンネがいる方へ急降下して来る。
近づいて来る鷹にリンネは着ていた黒いコートを右腕に巻き付け腕を差し出した。
リンネ「久しぶりねレグルス、お前の主人にちゃんと大切にされているかい?」
リンネの右腕に乗ったレグルスに話しかけ背中に背負ってあるポーチのような物から手紙を抜き取った。
沖矢「立派な鷹ですね、その主人とは……彼の事ですか?」
リンネ「まぁね、彼がボスになった記念に私がプレゼントした鷹よ」
そう言いながら器用に封筒をナイフで開け手紙を広げると、
リンネ「………近状報告ね、まだウロボロスに動きは無いと……」
灰原「彼、随分と達筆ね」
手紙を覗き込んだ灰原にコナンは苦笑するとリンネはシャツのポケットからメモを取り出し何か書くとそれを一枚剥がしレグルスの足に巻き付けた。
リンネ「悪いなレグルス、今は時間が無い………これをお前の主人に届けてくれ!!」
そう言ってレグルスが乗っている右腕を横へ振るとレグルスは大きく羽ばたきながら飛び去った。
そんなレグルスを見えなくなるまで見届けたリンネは巻き付けていたコートを取って着ると目的の場所へと歩き出した。
先に歩き出したリンネに慌てて追いかけたコナン達、門の前に待たせてある部下達の車に乗るとゆっくりと発進して行った。
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もっさん(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!本編ではRUMが関与していた事件と純黒の悪夢を書いていこうと考えています!そろそろ新しい作品を作ろうかと考えていますが、マフィアと探偵を完全に終わらせてから描く予定です! (2018年4月2日 13時) (レス) id: b8e548f9f4 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - もっさんさん» やっぱりですか!w私もやってるのでそうかなとは思いました!続き楽しみにしてます! (2018年4月2日 13時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く良かった作品で続きが楽しみですもし今後他の作品を作る予定があったらリボーンのツナ♀逆行か雲雀の姉か妹か娘がヒロアカかワールドトリガーかアニメKとコラボかトリップか転生した作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってください (2018年3月31日 15時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
もっさん(プロフ) - ありがとうございます!実は黒猫のウィズをやってまして空戦のドルキマスのキャラが一番のお気に入りだったので入れてみました笑それについては後程詳しく説明しますね! (2018年3月29日 14時) (レス) id: b8e548f9f4 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 番外編と本編両方読ませていただいてます!ドルギマスファミリーのディートリヒって黒猫ヴィスのですよね?(笑)読んでて、あれ?(笑)って思いました! (2018年3月29日 14時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もっさん | 作成日時:2018年2月21日 11時