1話 +○*.恋なんて*.○+ ページ1
*
「・・・・暇。てか眠」
あたしはぼーっと学級日誌を見つめながら呟いた。
「いや、日誌書かないといけないんだから暇ではないんだけど」
あたし、(人1)Aはほんっとふつーの高校生。
成績普通。
運動神経も平均。
性格は・・・ちょっと男っぽい？んで、大雑把。
そして頼まれたら断れない。現に今も、日直の仕事を押し付けられて1人で日誌書いたり、さっきまでは掃除したりもしてた。
まぁそんな普通で標準な人ですけど。
結構楽しい高校生活を送って・・・るのかなぁ。←
「A〜」
「お？・・・ななせ！」
教室の窓の枠に手をのせて満面の笑みで手を振るのは、あたしの親友の前田ななせ。モデル顔負けのスタイルと、整った顔をしていて、本当に羨ましい。
「何してんの？早く帰ろうー」
ななせが小首を傾げると、綺麗な黒髪がさらりと揺れた。メイクばりばりしてるけど、髪の毛は染めてない。てゆか、前まではピン.クに染めてたんだけど、流石に校則違反で黒に染め直した。
「ごめーん、日誌書き終わるまで待ってて！」
「はーい、早くしてね？」
こういうとき、面倒臭がらずに待ってくれるのはななせのいいところ。
★☆★
「ねぇ聞いてっ!!!サッカー部の先輩ちょぉかっこいいよね///」
帰り道。
ななせはグラウンドで練習試合をしているサッカー部をうっとりとした表情で見つめながら、きゃーきゃー騒いだ。
「んま、確かにかっこいーけど」
「だよね!!あたし、付き合うならサッカー部だなぁ・・・できれば佐中先輩」
「ななせは佐中先輩好きだよねぇ〜」
あたしは苦笑しながら言った。
「確か一ヶ月前は葉端くんが好きだったよね。で、二ヶ月前は荒木後輩」
「何その言い方ーッ！あたしがタラシみたいな！？」
「そうは言ってないじゃんー！」
「・・・って、そういえばAは好きな人できないよねー。なんで？」
ななせはふと思い出したように問いかけてくる。
「うぅ〜ん・・・恋って、あんまりわかんないっていうか。めんどくさい」
「えぇ！？楽しいのに！！」
ななせはびっくりして顔がすごいことになってる。
「だってさー・・・だるいじゃん。しかも好きってよくわかんない。初恋の人も顔がよかったからだし。顔がいい＝好きじゃないと思うの」
「ほぉほぉ〜」
ななせは神妙な顔して頷いている。
だってさ。
恋愛なんて、よくわかんないじゃん？
そんな考えを持っていた私が、いちばん最初に恋をした。
キミはきっと、特別なんだろうな。
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友希(プロフ) - (´・ω・｀)ひなきさん» エスパーですか？そうです。私はあのエスp…嘘です… (2012年6月26日 23時) (
レス) id: 3e081a143b (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・｀)ひなき(プロフ) - 友希さん» ありがとうございます(^-^)ドラム出来る人かっこいいですよね！ (2012年6月25日 7時) (レス) id: 5a67c69d9a (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・｀)ひなき(プロフ) - ユッキー☆さん» そうゆーことかぁ！ビックリした、エスパーかと思いました笑 (2012年6月25日 7時) (レス) id: 5a67c69d9a (このIDを非表示/違反報告)
友希(プロフ) - アルトサックスですか？カッコいいですよね。私はドラムが出来る女子ってカッコいいなと思いまして… (2012年6月25日 0時) (レス) id: 3e081a143b (このIDを非表示/違反報告)
ユッキー☆ - えっと、元ヤンの番外編に書いてありましたよ… (2012年6月25日 0時) (レス) id: 3e081a143b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(´・ω・｀)ノひなき | 作者ホームページ：http
作成日時：2012年6月13日 22時
