28、第一回呑み会？ ページ30
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ｶﾞﾀｯ
樋「そりゃあ私だってこの仕事が向いてるとは思った事ありませんよ！！それに部下達だって＿＿」
『まーまーまー落ち着きなさいな、ほら座って』
樋「…」
酒が入ったグラスを握り締めながら無言で座る樋口さん。
『水いるか？(完全に酒回ってるな…)』
樋「…お願いします」
−−何故こんな状況になったか、時間は40分ほど前に遡る。
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『はーい着いた、此処私の行きつけの酒場(ﾊﾞｰ)』
樋「え、本当に呑むんですか…？」
『当たり前だろ…寧ろあんな所で立って話する気だったのか？』
樋「あ、いえ、それは…」
『勿論此処の会計は私持ちだから安心しな』
樋「(そう云う心配では無いのですが…)」
『龍坊の話聞きたくないのかー？』
樋「っ……」
『決定だな。ほら中に入った入った！』
こんな感じで最初は遠慮気味だった樋口さんだが…
私がする龍坊の話は、どうやら彼女にとっては酒の肴になったようで………今に至る。
・
ｺﾞｿｺﾞｿ
『あ、有った…
樋口さん、吐き気止めの薬あげるから、良かったら飲んで』
樋「…ありがとうございます…」
私から受け取った吐き気止めの薬を直ぐに服用した樋口さん。
…判断力の低下って恐ろしい。
一応私達は敵対組織なんだけどな……そんな簡単に飲んで大丈夫か…
………いや、薬自体は本当に吐き気止めなんだけど。私変な物入れてないから。うん。
樋「取り乱してすみませんでした…」
『彼処(ﾏﾌｨｱ)に居たら不満の10や20は当たり前だよ』
多すぎ？そんな事ないよ。
樋「そんなにですか…」
『私はそれぐらい有ったね、うん』
樋「不満が溜まって…辞めたんですか？」
『…いや、辞めた理由はまた別だよ』
樋「そうなんですか…」
『そーなのー。
…ん、時間もいい感じだし、そろそろ帰るか』
樋「そうですね…
(ﾌﾗｯ
！！」
ｶﾞｼｯ
『おっと、大丈夫？』
立ち上がった途端、後ろに倒れそうになった樋口さんを支える。
樋「ふ、ふらついただけです！あ、あの、ですから…」
『？顔赤いけど、まだ酒が残ってるのか？』
樋「そうではなくて…」
『…！あぁ、顔が近かったね、ははっ、ごめんごめん！』
……鏡花といい樋口さんといい、最近のポートマフィアは可愛い女子ばっかだな。
私の時と違いすぎて僻むぞ。
『でもまた倒れられても困るからこのままおぶるわ』
樋「えっちょっ」
…この人弄るの楽しいかも知れない←
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ましろ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます！中て、の漢字と当て、の漢字は意味が同じだそうです。というのも私も調べながら使用しております(^_^;)なので、誤字ではないです！ただ常用では無い方の漢字を使用しただけになります！ (8月26日 19時) (
レス) id: aa54ca032f (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - このお話読んだばかりですが面白くて好きになりました。質問なんですが8.9話くらいの会話であった中てたらって当てたらの間違いですか？誤字なのかなと気になりました😖 (8月17日 21時) (レス) id: a9005c748b (このIDを非表示/違反報告)
桜川 奈々(プロフ) - Mさん» Google先生に翻訳して頂いております(￣^￣゜) (2020年10月8日 1時) (レス) id: 9c4eef1db5 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - スペイン語喋れるんですか？！ (2020年3月17日 5時) (レス) id: 5bd05575e7 (このIDを非表示/違反報告)
桜川 奈々(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございます！続編さっき出しました！本篇まだですが早めに更新できるようにしますね！ (2016年6月9日 23時) (レス) id: d2923cd544 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奈々 | 作成日時：2016年3月20日 21時
