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「なら、寿司とかどうだ？」
「好きですよ」
「じゃあ予約しておくよ」
「あ…あの、夕食早めにしません？
午後も歩き回るならお腹減るし…」
「？ああ、そうするか。6時くらいでいいか？」
「えっと…5時半、とか…」
「…？わかったよ」
これ以上シュウの事放っておけないしね…
昼食後からは水族館の方へ行った。
「水族館なんて久しぶりです」
「僕もだな。いつぶりだろう…」
最近シュウとも中々出掛けられないから本当に久しぶりかもしれない。
遊戯施設の方には子供連れの家族がメインだったけど、水族館に来ると圧倒的にカップルが増えた気がする。
それに、皆見たいものは同じで結構混んでいる。
「混んでるな…」
「逸れないでくださいね」
「雪川もな。でも、万が一はぐれてもすぐに見つけるよ」
「探偵だから？」
「…ああ」
そういえば小さい時、まだロンドンに住んでた頃…
仕事で忙しいお父さん達には言わないで、兄2人と3人でロンドン水族館に行ったことがあったなぁ…
その時、すごく混んでて1人だけはぐれてしまった私をシュウが見つけてくれた…
「…かわ……雪川」
「はい…？」
「聞いてたか？」
「え？」
「ボーっとしてるとはぐれるぞ…何考えてたの？」
「べ、別に何も…」
「…そっか。とりあえずあっち行ってみるか」
そう言ってさりげなく手を繋いできた安室さん。
混んでるから仕方ないけど…
「ねぇあれポアロの安室さんだよね…？」
「確かに！」
「え…一緒にいるの彼女かな？」
私と同い年くらいの女性達が安室さんを見て、小声で話していた…と思ったら、
「安室さーん！こんにちは」
「こんなところで会えるなんて嬉しいです！」
直接やって来た彼女達。
「こんにちは」
私の嫌いな営業スマイルを向けている彼。
「彼女さんですか？」
「ちが…」
「そう見えます？」
ちょっと嬉しそうな顔してるのが余計にムカつく。
…ていうか何かそれっぽい勘違いさせるような言い方やめてくれないかな？
「彼女じゃありませんから。私あっち行ってるんでごゆっくりどうぞ」
私がそう言うと今度は彼女達が嬉しそうな顔をする。
なのに…
「すみません、今日はこの辺で…お店で待ってますから」
そんな風にまた私の嫌いな顔で微笑む彼。
「ごめん。嫌だったよな」
「…何であんなに無駄にニコニコしてるんですか？」
「無駄にって…仕事ってそういうもんだろ」
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ふー(プロフ) - 皇さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！！ (2022年2月3日 21時) (
レス) id: 91236cccab (このIDを非表示/違反報告)
皇(プロフ) - 初めまして！作品拝見させていただきました！とっても面白くて尊くて凄く続きが気になります…！ご無理だけはしないよう更新頑張ってください！たのしみにしています♡ (2022年2月3日 8時) (レス) @page29 id: 5e661ff29a (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - はくさん» ありがとうございます！ (2022年1月28日 23時) (レス) id: 91236cccab (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - 架印�靴気�» ご指摘ありがとうございます🙇♀️🙇♀️すぐ修正します！また変なところありましたらよろしくお願いします。 (2022年1月28日 23時) (レス) id: 91236cccab (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 行先の喫茶店じゃなく、行きつけの喫茶店では？ (2022年1月28日 21時) (レス) @page23 id: 74119bec9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふー | 作成日時：2022年1月17日 20時
