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「なんだ今の球?」
「2回くらいブレーキかからなかったか?」
「ここからじゃよくわからないな」
「カーブか?」
スリーアウトチェンジなので、ベンチに戻った。
片岡「A、明日から一軍の練習に参加しろ」
A「はい!」
俺はこの回で終わりらしく、引き上げることにした。
まぁ見事に一軍昇格というわけだ。
倉持「ヒャハハよかったなA」
A「いいけど、ピッチャー多すぎやしないか?」
亮介「夏に何人残るかだね((ニコッ」
A「亮介さん〜」
亮介「お疲れ様」
亮介さんの隣にしゃがむとわしゃわしゃと撫でてくれた。
A「どうでした?」
亮介「カーブキレなさすぎ」
A「うっ…」
結城「確かにあんなカーブなら打ちどころだな」
A「うっ…」
伊佐敷「バッティングセンターかと思ったぜ」
A「純さんそれはないっす」
倉持「ヒャハハ確かにバッティングセンターっすね」
A「モッチーてめぇ」
亮介「うるさい」
べしっ
と亮介さんからチョップいただきました。。
試合に目を戻すと、なんとバッター増子さん。
倉持「同部屋対決かよヒャハハ」
増子さんはバットを短く持って、バッターボックスの1番前に立った。
ガシャンっ!!
増子さんのファウルはネットをファウルグラウンドのネットを直撃した。
伊佐敷「さすがもと5番。ネットぶち壊す気かよ」
A「増子さん気づいてますね」
結城「そうだな」
沢村の球筋に。
カキーン!!
増子さんの打球は外野フェンスを超えた。
つまり、ホームラン。
A「…差し込まれたろ今」
力で持っていったな。
差し込まれてもなお、あそこまで持っていくか…
まぁあと数センチずれていればフライだったがな。
増子さんもとんだ化物だぜ。
そして、それに動じない沢村もまた…メンタルは化け物だな。
A「一也、試合終わったら付き合って」
御幸「は?俺は女の子じゃなきゃ付き合わねえよ」
A「違うって!そういう付き合うじゃねえよ!」
御幸「なんだ違うのか」
A「うぜぇ。室内来てね。投げたりない」
御幸「了解」
.
試合は結局2,3年生チームの圧勝だったが収穫はあっただろう。そして監督の目的も果たせたはずだ。
夏まであと3ヶ月。
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ふー(プロフ) - るいさん» ありがとうございます!更新がんばります!! (2018年3月20日 23時) (レス) id: 2a0b016e78 (このIDを非表示/違反報告)
るい - 面白かったです!更新楽しみにしています(*^ω^*) (2018年3月19日 11時) (レス) id: 2be1c3688d (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - ZINさん» ありがとうございます!更新頑張ります。 (2018年3月14日 15時) (レス) id: 2a0b016e78 (このIDを非表示/違反報告)
ZIN - 更新楽しみにしてます (2018年3月13日 6時) (レス) id: af655f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - 摩可さん» ありがとうございます!これからも更新していくのでよろしくお願いします! (2018年2月23日 22時) (レス) id: 2a0b016e78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふー | 作成日時:2018年1月10日 22時