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家に着くまで、雨が降りつけるタクシーの窓を見つめてると、同じように反対の窓を眺めてる玉森くんが窓ガラスに反射して映ってるのが見えた。
今、私は玉森くんとタクシーに乗ってる。
詳しくないけど、ジャニーズの人気アイドルであることは私でも知ってる。
……すごく不思議な感覚。
お笑い芸人や野球選手とご飯に行ったりしてるけど、それとは全くレベルが違う話。
「……あ、そこの信号を左にお願いします。」
「マンション？」
「うん、そう！」
雨も降ってるし、すぐに入れるようにカバンからキーケースを取り出す。
………？
………！？
「……あれっ？」
「どうした？」
マンションの前で停まったタクシー
「……待って。」
「ん？」
「……ない。」
カバンの中に手を入れて焦る私。
あるはずのキーケースがない。
「……やばい。鍵がない。」
「えっ！？無くした！？」
いつ出したんだろう。
キーケースの中にはSuicaも入ってて、玉森くんと待ち合わせしたお店に向かうタクシーの支払いで使ったのが最後。
その後はカバンにしまったと思ったんだけど……。
タクシーの運転手さんも心配してくれて、気遣ってメーターまで止めてくれた。
「……さっきのお店かな。」
「電話してみようか？」
すぐにお店に確認してくれた玉森くん。
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にかみつば(プロフ) - たまたま見つけて読ませてもらってます☺️北山くんが来てなんだか楽しい展開になってきて続き読むのが楽しみです🥰 (6月27日 1時) (
レス) @page30 id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
珠美(プロフ) - りょうこさん» 初めまして！コメントありがとうございます！どうやら私の設定の問題でしたね…ご指摘感謝です！変更したので引き続きよろしくお願い致します(^^) (2021年6月28日 12時) (レス) id: 60f3e03fcf (このIDを非表示/違反報告)
りょうこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。いつも楽しく拝読しています！機能のせいなのか、更新されたストーリー番号の横に【NEW】が表示されるといいなーって密かに願ってます。 (2021年6月28日 12時) (レス) id: c2325c836d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠美 | 作成日時：2021年6月21日 14時
