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みっくんが玄関を出て行ってすぐ、手元のスマホが震えて内容を見る。
》次はオムライスお願いします！
「…ふふっ、変な人。」
玉「あいつ……」
みっくんからのメッセージを玉森くんも確認して、ブツブツ言いながらリビングに戻っていく。
……なんだ。
連絡先聞いたみっくんに怒ってなくて良かった。
玉森くんの背中を見つめながらホッとして、私も後を追うようにリビングへと戻った。
「…ラテ飲む？」
「…うん。ありがとう。」
やっぱり覚えててくれたんだ。
私がコーヒー飲めないこと。
「…さっき、もしかして、みっくん気遣ってくれたのかな？」
「…どうして？」
「玉森くんがコーヒー淹れてくれるって言ってたから。」
ソファーに腰掛けながら、コーヒーメーカーをいじる玉森くんの背中を見つめる。
抽出する音同時に部屋中にコーヒー豆のいい香りが漂い始めた。
「……ん、どうだろ。
ミツがそんな空気読めること滅多にないからな。」
「ふふっ、そうなんだ。」
みっくんのこと、今は悪く言ってるけど本当は大好きなんだなって伝わってくる。
だってさっき2人で仕事の話をしてた時、目が真剣そのもので2人とも凄く輝いて見えた。
みっくんが作ったハート型のハンバーグもわざと半分に切って、みっくんが泣き真似してるのを面白がりながらも美味しそうに食べてたし。
「…はい、どーぞ。」
「ありがとう！」
ローテーブルに置かれたマグカップを手に取ると、良い香りが鼻を掠めて一口ラテを飲む。
自分のも作るのかなって思ったら、そのままソファーに腰掛けた玉森くん。
「…玉森くんは？飲まないの？」
私の投げかけに何も答えず、クルッと私の方を向いて真剣な顔をしていた。
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にかみつば(プロフ) - たまたま見つけて読ませてもらってます☺️北山くんが来てなんだか楽しい展開になってきて続き読むのが楽しみです🥰 (6月27日 1時) (
レス) @page30 id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
珠美(プロフ) - りょうこさん» 初めまして！コメントありがとうございます！どうやら私の設定の問題でしたね…ご指摘感謝です！変更したので引き続きよろしくお願い致します(^^) (2021年6月28日 12時) (レス) id: 60f3e03fcf (このIDを非表示/違反報告)
りょうこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。いつも楽しく拝読しています！機能のせいなのか、更新されたストーリー番号の横に【NEW】が表示されるといいなーって密かに願ってます。 (2021年6月28日 12時) (レス) id: c2325c836d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠美 | 作成日時：2021年6月21日 14時
