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◇ ページ11
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ある程度のところで会場を出る俺ら。
「トイレ行ってくるわ」
「おう、駐車場で待ってる!」
メンバーと離れてトイレに向かう途中、ふっと視線を向けた先に廣瀬さんの姿があった。そして一緒に話すのはさっきの女性。
『大丈夫?病院くか?』
「いえ…ちょっと気分が悪いだけなので…」
『今日は先に帰って休んでいいから』
「…ごめんなさい」
『明日もゆっくりしなさい。
今タクシー呼ぶから、これ…』
「大丈夫です。
タクシーは出たところで捕まえますので」
胸ポケットから取り出した数枚の札を受け取った彼女。
立ち去り際に廣瀬さんが彼女の肩を軽く叩いてそのまま会場の中へと戻っていった。
「Aっ…、」
咄嗟に呼び止めようとしたら、その女性はそのまま近くのお手洗いへと入って行った。
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作者名:珠美 | 作成日時:2021年11月22日 12時