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「とりあえず…ごめん。
明日朝早いから。今日は帰らせて」







明らかに納得してない顔してるサヤカが「じゃあキスだけして」ってせがんできて、ここに来たことを後悔した俺は心を無にしてそれに応えた。





サヤカの不敵な笑みが忘れられなくて、家に帰ってベッドに潜り込んでからも全然眠れない。





Aちゃんからの返信はないし。




考えたくもないけど、例の元彼とよろしくやってることは容易に想像できて、それもまた俺の胸をザワつかせて眠りを妨げた。






意識がしばらく夢と現実の間を行ったり来たりして、やっと眠りにつけたのは2時過ぎー…






案の定、5時半起床のアラームを無意識に止めてたらしく、




《藤ヶ谷さん、おはようございます。今下にいます》





マネージャーからの電話で飛び起きて、





「悪い!自分の車で向かうわ!」





通話をスピーカーにしながら着替えを始めた俺は起きてから5分で家を飛び出した。








‥‥





‥‥









横「太輔が寝坊なんて珍しいね」



「昨日全然寝れなくて…」








体を仰け反るようにして楽屋のソファーに腰掛けて、目を閉じればそのまま寝てしまいそうな程まだ眠い。









千「ガヤさん!新曲の振り付け、ちょっと変更したから動画送ったんだけど見てくれる?」



「あ、あぁ!ありがとう!」








重い体を動かしながら、近くに置いたカバンの中からスマホを取り出すとLINEの画面を開く。





千賀が送ってくれた動画以外に残ってる未読メッセージ。









「ーーっ、!!」









〉おはよう!
昨日は連絡返せなくてごめんね…









Aちゃんからの連絡。





千「ガヤさん、サビの部分なんだけど、」





期待してなかっただけにあまりにも嬉しくて、肝心の動画をそっちのけでスマホを見入る俺。








「ごめん、後で確認するわ」



千「うん!お願いね!」







スマホに表示されたAちゃんとのトーク画面のまま、俺はすぐに返信を打ち込んだ。




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設定タグ:Kis-My-Ft2 , キスマイ , 藤ヶ谷太輔   
作品ジャンル:恋愛
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珠美(プロフ) - 美月さん» 美月さん*この作品も読んでいただき、ありがとうございます(*^^*)こういう小悪魔女子に憧れて書いてみました!コメントいただけて嬉しいです(^^)これからもよろしくお願いします! (2021年9月6日 7時) (レス) id: dad748ef2d (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 珠美さん、こんばんは(^^)こちらの作品も拝見させていただきました!!藤ヶ谷さんを翻弄してしまう主人公ちゃん、やりますねー(笑)こちらの展開もとっても楽しみです!どの作品も本当に素晴らしい!!方々にコメント失礼いたしました<(_ _)> (2021年9月5日 22時) (レス) id: 0eb5a1c4e3 (このIDを非表示/違反報告)
珠美(プロフ) - ぺこさん» ご指摘ありがとうございます!!!本当ですね…!致命的なミスをしてました(T_T)失礼しました。すぐに訂正いたします! (2021年8月27日 14時) (レス) id: dad748ef2d (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 太ちゃんじゃないですか? (2021年8月27日 13時) (レス) id: 9baa58e5fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠美 | 作成日時:2021年8月26日 9時

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