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「AA。
私の1番仲いい同期だから、よろしくね？」
結局この微妙な組み合わせの飲み会が始まって、茜に紹介されるがまま頭を下げる彼女に俺も軽く会釈を返す。
「そんで、私の幼馴染。
顔、見たことあるよね？」
「あ、うん。何度かテレビで…」
「どうも。藤ヶ谷です」
良かった。
これで知らないと言われたら地味にショックを受けるところだった。
俺の自己紹介にもう一度会釈をする控えめな彼女。
俺が誰なのか気付いてるのにこれといった反応もなく、自分のお酒に手を伸ばして口にしていた。
「茜の同期ってことは俺らのタメなの？」
「そう。見えないでしょ？」
茜の言葉を聞いて、改めて横に座る彼女に視線を向けると、枝豆をくわえながら「ん？」と俺を見上げる。
確かに。同い年には見えない。
童顔だからかな？
「可愛いでしょー。
すごいモテるんだから」
「やめてよ、そんなことないから…」
本人は否定してるけど、茜の言うことは嘘じゃないとすぐにわかった。
…なんだろう。
俺もそれなりに人の見る目はあって、直感で�猴�り�瓩��猝気鍬瓩�で判断するなら彼女は間違いなく男性全員が“有り”に振り分けるタイプ。
万人が可愛いと思う顔してる。
ﾌﾞｰｯ…ﾌﾞｰｯ…
そんなことを思ってたら、突然断続的に響いたバイブ音にみんなが一斉に自分のスマホの在り処を探し始めた。
「…あ、ごめん私だ。帰らないと…！」
画面を見るやいなや、焦った表情で体の横に置いたカバンを手に取った。
「あの人？」
「うん。
向こうも近くで飲んでて終わったみたい。」
俺はただ二人のやり取りを目で追う。
彼氏かな？
年齢的にも見た目的にも当たり前だと思ったけど、なぜか自分の中で落とし込めずにモヤモヤしてる俺。
「…お先に失礼します」
「あ、うん。お疲れ様」
奥に座ってる彼女が出やすいように1度席を立った俺に丁寧に頭を下げてくれた。
なんて律儀な子なんだろう。
ある意味、他人感満載にも感じるけど。
個室を出た彼女を見送り、俺は茜と向き合うようにまた座り直した。
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珠美(プロフ) - 美月さん» 美月さん＊この作品も読んでいただき、ありがとうございます(*^^*)こういう小悪魔女子に憧れて書いてみました！コメントいただけて嬉しいです(^^)これからもよろしくお願いします！ (2021年9月6日 7時) (
レス) id: dad748ef2d (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 珠美さん、こんばんは(^^)こちらの作品も拝見させていただきました!!藤ヶ谷さんを翻弄してしまう主人公ちゃん、やりますねー（笑）こちらの展開もとっても楽しみです！どの作品も本当に素晴らしい!!方々にコメント失礼いたしました<(_ _)> (2021年9月5日 22時) (レス) id: 0eb5a1c4e3 (このIDを非表示/違反報告)
珠美(プロフ) - ぺこさん» ご指摘ありがとうございます！！！本当ですね…！致命的なミスをしてました(T_T)失礼しました。すぐに訂正いたします！ (2021年8月27日 14時) (レス) id: dad748ef2d (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 太ちゃんじゃないですか？ (2021年8月27日 13時) (レス) id: 9baa58e5fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠美 | 作成日時：2021年8月26日 9時
