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「太ちゃんの仕事の邪魔したくなかった…」
「……」
「もし私なんかとの写真とか撮られたら太ちゃんにも他の人にも事務所にも迷惑かけちゃうでしょ？」
そう言って隣のブランコに顔を向けたら目の前が真っ暗になって、懐かしい匂いと柔らかな感触が唇にあった。
「Aとなら撮られてもいいよ、事務所も公認だし」
「太ちゃん、」
「俺以外に好きな人が出来たっていうのは嘘なんだよね？」
「…うん、嘘。
本当はまだ好きだよ、太ちゃんのこと」
私を真っ直ぐ見つめてくれる太ちゃんの優しい目を見てたら自然と涙が頬に流れてた。
どれだけ強がっても、どれだけ自分を誤魔化そうとしても�犢イ��瓩辰撞せ�ちはやっぱり掻き消すことができなかった。
「俺もAが好きだよ」
「嘘ついてごめんね…」
「俺こそAの不安に気付けなくてごめん」
太ちゃんの優しすぎる言葉に頷くことしか出来ない私の涙をそっと拭いてくれた。
「俺こう見えて嘘見抜くの得意だからさ、もしまた嘘ついても見抜いちゃうから諦めてね」
急にドヤ顔で言う太ちゃんに思わず吹き出す。
「太ちゃんって意外としつこいんだね」
「そこは�爐靴屬箸き瓩辰童世辰討茵�
「あ、ごめん(笑)」
「ん、まぁAが逃げても喜んで地の果てまで追いかけるけどね」
「……」
「あ、今ちょっと引いた？」
好きすぎて自分のことしか考えてなかった。
だからこそ一人になりたくて、放っといてほしくて、辛いからこそ強がって自分を守ってたのに…
そんな自分勝手な私に会いに来てくれたりして、やっぱり私には太ちゃんじゃなきゃダメなんだって思い知らされた。
「ねぇ泊まってもいい？」
「え？今日？」
「まさか俺を今から帰す気？」
「え、いや、だって今日…」
「？？」
「その、女の子の日で…、」
「Aめっちゃする気満々じゃん」
「なっ…！！！」
恥ずかしさのあまり太ちゃんをポカポカ叩くと簡単に掴まれた腕。そのまま引き寄せられて抱きしめられた。
「ごめん、冗談。
今日は一緒に寝るだけ、ね？」
急な王子様キャラは心臓に悪い。
でもこの姿にいつもキュンキュンさせられてる。
やっぱり私は太ちゃんが好きすぎる。
でもこれからは信じるって決めたから___
こんなにしぶとい太ちゃんに愛される私は世界一幸せ者です。
Fin...
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珠美(プロフ) - にー_ki..2さん» 今回も読んでいただきありがとうございます♡ちょっと意外な角度か書いてみました(*^^*)たまらんですよね！(笑)引き続き頑張りたいと思います*\(^0^)/* (2023年1月11日 18時) (
レス) id: 66068e94e8 (このIDを非表示/違反報告)
にー_ki..2(プロフ) - ニヤニヤしましたw最高です！笑 (2023年1月11日 18時) (レス) @page43 id: 4939f2c9dc (このIDを非表示/違反報告)
珠美(プロフ) - にー_ki..2さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます♡♡これからも頑張って書いていきますので、よろしくお願いいたします(*^^*)♩ (2022年12月26日 9時) (レス) id: 66068e94e8 (このIDを非表示/違反報告)
にー_ki..2(プロフ) - 珠美さん» どのお話も短編なのに長編を読んでいるような読み応えがあり、たくさん楽しませてもらってます！これからも楽しみにしています！！ (2022年12月25日 23時) (レス) id: 4939f2c9dc (このIDを非表示/違反報告)
珠美(プロフ) - にー_ki..2さん» 読んでいただきありがとうございます！(*^^*)そして嬉しすぎるコメントありがとうございます！！！励みになります(;_;)♡引き続き楽しんでいただけたら幸いです！ (2022年12月23日 13時) (レス) @page30 id: 66068e94e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠美 | 作成日時：2022年11月29日 12時
