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カーテンの隙間から漏れる日差しが部屋を蒸し暑くして、じんわり汗かく不快感で目を覚ます。




……9時半か。





スマホを見てまた瞼を閉じる。



今日は休み。


夜の合コンまで予定なし。



……よし、寝よう。



休みの日はベッドで1日過ごすこともあるくらいダラダラして、こんな自由な時間を奪われるのが嫌なのも結婚しない理由の1つでもある。



仕事ではキラキラした意識高め女子だと思われがちだけど、実際は干物女代表と言っても過言じゃない。



部屋の冷房のスイッチを入れて、着ていたTシャツを脱いでキャミソールと短パンだけになる。




んーーっ!


冷房の風でシーツが冷えて気持ちいいー!




伸びをして枕に顔を埋めた時、ふと頭に浮かんだ昨日の事。





「……LINE、」





そうだ。私、玉森くんにLINE返してない。




急いでスマホを手に取るとLINEの画面を開く。






》おはようございます♩
AAです。
昨日はお疲れ様でした!
今日も1日頑張ってください!






……これでいっか。



長く続く関係でもないし。



そもそも連絡先聞かれた理由も謎だし。






「…やっぱり起きよ。」






寝室から出るとリビングに向かう。



冷蔵庫を開けるとヨーグルトしかない。





仕事に出れば家を空けることも多くて食材を買い溜めすることはほぼない。


料理も嫌いじゃないけど1人分ってなると面倒で、友達が来ない限りは作らない。



取り出したヨーグルトに使うスプーンを口に咥えながらお尻で冷蔵庫を締める。



こんなダラシない姿……


絶対見せられない。だから彼氏つくれない。




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設定タグ:キスマイ , Kis-My-Ft2 , 玉森裕太   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:珠美 | 作成日時:2021年6月18日 8時

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