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『…っもしもし、

…あ、はい。そうですか!
すみません!ありがとうございます!』




運転席に座ってるマネージャーが電話を受けて、声のトーン的にニカのAirPotsが見つかったと予想がついた。





『…はい。わかりました。今行きます!』




電話を切ったマネージャー。




「…見つかったって?」



『あ、はい!
ちょっと取りに行ってきます。



……みんな、寝てます、よね?』



「うん、寝てる。当本人も。」



『…ちょっと待っててもらえますか?
鍵は締めていくんで。』



「あ、いいよ。俺起きてるから。
こんな時間、誰も来たりしないでしょ。」





すみませんって頭を下げながら車を降りたマネージャー。



真っ暗な空港の方ではなく、後ろの方の電気のついた建物の中に入っていった。



……あれが会社、なのかな?





ふと彼女に視線をまた移す。




誰かと待ち合わせ?


でもこんな時間に?




スマホを見て立ってるAさんを窓越しに眺める俺。


スモークのかかった車だから向こうは気付いてない。




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設定タグ:キスマイ , Kis-My-Ft2 , 玉森裕太   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:珠美 | 作成日時:2021年6月18日 8時

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