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宮「あれ?行きの…!」




俺が言いたかったことを代弁してくれた宮田。


…でかしたぞ。





「覚えててくださったんですね。
ありがとうございます。
今日も担当します、Aです。」





左胸に付けた名札を手差ししながら軽く会釈した彼女。


眩しすぎる笑顔をただ見つめる。






宮「え?俺らの担当ですか?」





…おい、バカ。んなわけねーだろ!


キスマイ担当のCAなんて聞いたことないだろーが。





「ふふっ。
残念ながら担当ではないので本当に偶然です。」



宮「あ、ですよねー。
にしても凄い偶然ですね。」



玉「………」





でも宮田のボケのおかげでAさんが声を出して笑った。



俺は何も言えず、ただただ宮田の隣で遠慮がちに合わせて笑ってるだけ。


…いや、笑えてんのか?俺。






「お忙しいスケジュールかと思いますので、機内ではどうぞゆっくり過ごしてください。」


宮「そうさせてもらいまーす!」





おちゃらけた宮田の反応に、また会釈して微笑んだAさん。



彼女が立ち去ると宮田がすぐに俺の方を見る。





宮「…めっちゃ可愛いー!!」



玉「……宮田、声。聞こえる。」





小声で言ってるつもりでも気持ちが全面に出ちゃってるから。






いや、でも人懐っこい宮田のおかげで彼女の笑顔が見れた。



宮田越しだけど話した気になれた。






あぁー飛行機振り替えなくて良かった。



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設定タグ:キスマイ , Kis-My-Ft2 , 玉森裕太   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:珠美 | 作成日時:2021年6月18日 8時

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