愛され家政婦の日常２ (ページ33)

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第81話ページ33

私が今、どこで何をしていて、どうなっているかと申しますと…

1102にて、ジョンファナに捕まってから早くも2時間が経過しております。

今朝も仕事をしに来たのだけれど、昨夜のパニックをまだ少し引きずって来てしまっていたようで…

ここへ来たときにうわの空だったとジョンファナは心配し…私が何か困っているのでは？悩んでいるのでは？と動物的勘が働いたらしい。

起こしていないのに珍しく起きてきたと思えば…私を見るなり「ヌナどうしたの？」と声をかけるジョンファン。
私自身は昨日のパニックを引きずってきた自覚は全く無いので「なんの事？」と答えたのだけれど…。

「今日はいつものヌナじゃない！」と言い切って、それ以降どこへ行くにも何をするにも、ずっと私を後から羽交い絞め…もとい抱き締めた状態でくっついて離れてくれない。

なお「ジョンファナ？何度も言うけど、ヌナ大丈夫だから…ね？」

sj「……」

この調子で…仕事が捗りませんね。

洗濯物を干すときも、側にいて手伝ってくれるならまだしも後ろから羽交い絞めなので…さすがに「両手を自由にさせて！」と強めに訴えたところ、私の腕だけ自由にさせてお腹に両腕を絡ませピタリとくっついて離れない。

そのうち他のメンバーが起きてきたけれど…何故みんなマンネにはこんなに甘いのでしょうか??

みんなに助けを求めてみたけれど…

yd「ジョンファナは動物的勘が鋭いんだよ。ヌナ、何か困ったり、助けてほしい時は遠慮なく僕たちを頼ってね？」

今なの〜。今助けてほしいの〜。

as「ジョンファナ飯食った？おにぎりいる?」

ひーくん、私の背中でおにぎり食べさせないで。

je「ヌナ〜ジョンファナは心配なんだよ？ヌナ大丈夫かな〜？って不安なんだよ？分かってあげて！」

分かるんだけど〜、30分置きくらいに私に聞くのよ〜

sj「可哀想に…誰がヌナを困らせてるの…？」

うーん………。
ジョンファナ…ごめん！
でも言わせて！！

…現状は君だよ。