幸せ ページ28
ようじょ「わぁーーーー!!」
洋「はいよ、おいでおいで」
ようじょ「きゃーーー!」
洋「ははー」
昔から何故か、小さい子に好かれやすい。
理由はわからないが、まぁ、満更でもない。
ようじょ「うあーん、だっこー!!」
洋「うん、だっこしてあげるよ〜」
腕の中にすっぽりと収まる小さな子は
危なっかしくて、目が離せない。
腕の中にいるその女の子は、僕の方をじっと見つめてきた。
何かあったのだろうか?
洋「ん?どうしたの?」
ようじょ「おにいさん、すてきだね」
洋「えぇ?」
拍子抜けする。
おぉ。まさか褒めて貰えるとは。
洋「ありがとう、君も素敵だよ。」
そっと笑って返す。
やっぱり小さい子は可愛いものだ。
話しているだけで、幸せになれる。
───────
A「お、おにいさんすいません勉強教えてもらっていいですか」
A「ちょっとそこのおにーさん、私と遊んでくれませんかー、かまってーーー」
───────
…そういや、自分の近くにも
小さい子みたいな奴がいたなぁ。と
ふと思い出して笑みがこぼれた。
洋「…ふふ。」
ようじょ「なにわらってるの?ねぇー!」
腕の中で暴れる子を優しくなだめる
その子はじっとこちらを見つめてきた。
洋「ん?どうしたの?」
ようじょ「わたしね、おにいさんのおよめさんになりたいの。」
大きく出たなぁ。
夢のあることを言ってくれた。
洋「おぉ〜それは嬉しいな 」
ようじょ「けっこんしてくれるの!?」
洋「でもね」
…そう、でもだ。
でも、僕は
大きくなっても小さいままのような
甘えたがりの彼女が愛しいから。
洋「僕にもお姫様がいるんだ」
ようじょ「…うぇぇ」
洋「ごめんねぇ」
A「あ、泣かせた」
…そう。後ろに彼女はいた。
2人で保育のボランティアなのである。
A「お姫様って誰よ」
洋「逆に聞くけどA以外にいるの?」
A「いない」
腕の中の小さなお姫様は頬を膨らませていた。
A「お兄さんかっこいいもんね〜。2人でお兄さんの話しようよ!」
ようじょ「する…」
…お姫様達が僕の話をしているようだ。
つくづく幸せだな、と思いながら仕事をする。
ー幸せー
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馬由(プロフ) - 空さん» わーーーー!ありがとうございます!更新せずすみません!頑張ります! (2020年11月12日 1時) (レス) id: 3005827cae (このIDを非表示/違反報告)
空 - 更新頑張ってください!! (2020年6月21日 16時) (レス) id: 3e13b4f0d3 (このIDを非表示/違反報告)
馬由(プロフ) - 通りすがりのみりんさん» お返事遅れてすみません!!頑張らせていただきます!!!! (2018年10月27日 21時) (レス) id: 8d9fe2f42d (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのみりん - 更新頑張ってください! (2018年10月21日 20時) (レス) id: 03b76dc7b9 (このIDを非表示/違反報告)
馬由(プロフ) - 花奈桜さん» ひゃー!ありがとうございます!非常に励みになります!!今後もよろしくお願い致します!! (2018年9月28日 23時) (レス) id: 8d9fe2f42d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:馬由 | 作成日時:2018年3月30日 14時