53話 ページ4
《沖田シード》
(名前)がしゃがんで数分。
そろそろ俺も暇になってきた。
だから俺は、体を揺さぶり起きるように言っていた。
すると、ようやく俺が仕込んだものが効き始めたのかどうか知りやせんが、(名前)は息があがり顔が赤くなってきていた。
これは、今日一日のなかで1番面白いや笑笑
俺は、笑いを噛み締めながら、声をかけた。
(名前)「さっきなにかつけた?」
トーンが少し低くなった声で言ってきた。
俺もトーンをさげて
「…惚れ薬でさぁ。」
と言った。
すると、少しキレ気味で「なんで?」と聞いてきたから、理由を考え適当に言った。
そう、だから俺が言ったことは全て嘘だったんでぃ。
「次は、絶対にこんなことしやせん。」
も完全に嘘だ。笑笑
俺が言ったことを全て信じる(名前)が面白かった笑笑
それと反対に余計にコイツに対しての気持ちが高ぶっていた。
目の前の(名前)は、今にも襲えそうなほどか弱く見え、赤くなった頬で色っぽくみえる。
俺は、理性をたもちながら、腕の中に入ってきた(名前)をそっと抱きしめた。
いつか、薬にもたよらずフツーに抱きしめられる日が来ることをそっと思いながら、俺は抱きしめた。
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作者名:七海 | 作成日時:2019年10月19日 20時