My SWEETIE〈短編集〉

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私とニカちゃんの出会いは、知り合い繋がりでの食事会だった。




当時の私の同僚(男友達とも言える)と、ニカちゃんのマネージャーさんが古くからの友人で…




実はかなりのキスマイファンだった私にとって、それはもう大事件。




まさに青天の霹靂だったんだ。




『初めまして！えっと…うちのマネージャーの親友の親友…でしたっけ？(笑)』




緊張を解いてくれたのは、やっぱりファンが好きなニカちゃんスマイルで…




「えっ、違います違います！(笑)こんなのと親友なわけないし…」




「は？お前なぁ…」




「ただの気の合う友達です。」




『へぇ〜…いいね、そうゆうの！』




「ちょくちょく喧嘩もしますけどね(笑)」




『喧嘩？例えば？』




「あー…こいつね、男みたいな性格なんだよ。」




「はぁ？あんたといる時だけだし！」




「ほらっ！口悪いのこいつ。」




そんな言い合いも日常的で、なんとも思ってなかったのに…




『男みたいってどこが？Aちゃん、可愛いしめっちゃ女の子じゃん！』




「えっ、///」




『ほらぁ、赤くなって可愛い！』




「…///」




この食事会の後、連絡先を交換した私達は何度か2人でご飯に行くようになった。




ちなみに、私は千賀くん担当だった(笑)




黙ってたのに、その同僚によってあっけなくバラされてしまった時は正直ゾッとした。




それまでいつもテレビで見せる笑顔ばかりだったニカちゃんが、急に不機嫌になったから。




不機嫌……というより、今思うと拗ねてたんだろうな。

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